ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

Leroy ブラン


2007 ブルゴーニュ グラン・オルディネール ドメーヌ・ルロワ

2004 オークセイデュレス レ・クロワ ドメーヌ・ドーブネ

2003 ムルソー・レ・ナルヴォー ドメーヌ・ドーブネ



グランオルディネールは酸が強く、果実とボディを感じさせない。
日照の良くない場所で作られたワインのように、
線が細く、ガリガリで、グレープフルーツのニアンス。
3,000円〜5,000円のクオリティ。


オークセイは、ふっくらした味わいで、粘性が豊か。
余韻は案外ある。そこらのモンラッシェよりは美味しいと思う。


ムルソーナルヴォーは、涼やかなハーブが主体で、
さらっとしていて透明性を感じさせ、伸びやかである。
標高の高さが味に反映されていると見るべきだと思う。
ただ、それ以上の上積みが感じさせない。今後に期待が持てない。

暑い年であることを考慮し、完熟するまで待てなかったのではないか。
最初の味わいから中盤にかけて高まった期待が、後半の内容のなさに
がっかりさせられる。4000円〜6000円くらいなら買いたい。


白を総括するとどれも樽香に対して、ワインの香りが負けている。
白ワイン特有の繊細さが表現されていない。
時間とともに、ワインの香りが落ち、樽香のみになり
どれも香りは同じになる。不満足。
味わいに関しては、樹液のニアンスが気になる。
また全て若々しく、もう少し熟成したほうがいい。


赤へ続く