ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

雑談

ご丁寧に当方の日記にご指導をしくれる方がおられるのですが、
所詮は素人の感想ですから、スルーして貰えれば嬉しいです。
あくまで、感想ですから、正誤性は問題視しておりません。

感想ですから・・・。

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パーカーさんも、田中さん、西方さんも叩かれていますが、各位のコメントにはそれぞれに拝聴するものがあると思います。自分は彼らと同じ視点に立っているわけではありませんが、彼らですら叩かれるのであれば、自分はなおさら叩かれる隙があるのだろうと思います。

ただ、人間完璧ではありませんし、趣味・嗜好も異なります。
そのため、同一グラスをもってしても、180度意見が違う場合もあると思います。ですが、面白いのは、その違いをそれぞれひとつひとつ丁寧に説明し共有しあうと、ひとつの共通認識が生まれ、それに対して、主観の差異、好みの差異が明らかになります。

その共通認識には、キャラクターやワインのヒエラルキーが見えたりします。だからこそワインは面白いのですが、残念なことに、同じグラスを目の前にして、お互いを認め会話しないと、その境地に達しません。


異なるときに飲んだワインをもって会話しても、ほとんどの場合、空を切る議論になりがちです。そのため、ブログのコメント欄で、言い合うことは大変不毛です。

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ところで極端な話、日本在住の殆どの方が、プロを含めて、「ワインの素人」であると思っています。

■経験値の問題
ワインのライフサイクルは長い。ものによっては30年、50年、・・・と長いものがある。それらのサイクルを一つ一つ追っている人は少数である。それを知らない限り、熟成とワインの本質を正確に語ることもできない。
日本でのワイン普及は近年です。欧米であれば先代先々代からの秘蔵のワインで幼い頃から勉強するということも可能かもしれませんが、日本では難しいです。
またキャリアも30年くらいはほしいところです。つまり50代以下はまだまだです。ちなみに自分は30代で、15年ちょっとなので、あと15年はかかると思っています。


■コンディションの問題
日本でワイン暦が長くても、輸送が悪かったため、あまり経験があてにならない。(ただし、エアで自分で輸入されていた方などは除く。世の中にはそういう兵がいます。恐ろしい限りです。)


■原因特定は生産者でないと分からない・・・
区画の個性も、厳密には生産者でないと、分かりません。
それが醸造に由来するのか、栽培方法なのか、気候なのか・・・
それらは長年にわたって、区画を細かく管理した生産者でないと
厳密に把握することは困難です。
ましてや日本にいては、もっと困難です。


■味覚の問題
味覚には個人差、個人によって認識できないものがあります。また、60歳あたりを境に、嗅覚・味覚の近くできる範囲、検出限界量が半分になります。お金と時間に余裕が出てからでは残念ながら遅いようです。


■お金の問題
・・・語る必要もありませんね。


つまり、ワインを日本にいて、趣味で楽しんでいる限り、
厳密な議論、正確に言うなら科学的な分析的議論は無理です。

そのためには、ワインの醸造元にいて、10代から先代からの秘蔵ワインをのみ、裕福でコネとコミュニケーション能力があってDRCの蔵元なんかにもいけたりして、その上精度の高い味覚とそれを表現する文学的な言語能力、そのうえ、科学的な分析能力や宗教的な知識も必要とされ、ピュアな心が必要です。

残念ながら該当者0です。
該当人物には、ルロワがイメージされます。そう思うと、ルロワは奇跡的に恵まれた人ですね。


日本在住の我々は、断片的な情報で、推測にしか過ぎない結論をだすこと
しかできないため、残念ながら「厳密な議論」は机上の理屈です。
日本在住の我々に出来ることといえば、目の前にあるその一杯に向かい合うしかないようです。そうして少し経験の純度をあげ、ちょっとは分かるようになるのではないかと思います。幸いにして、コンディション問題が改善されている世代なので、恵まれていると思います。


よいワインライフを!