ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

ジャンマルク・ボワイヨ

1999年 ピュリニーモンラッシェ ルフェール ジャンマルク・ボワイヨ

2002年 ピュリニーモンラッシェ シャンカネ ジャンマルク・ボワイヨ

99は豊満で甘く酸が強い、02はスタイルがよく甘く酸が低くミネラルやハーブが強い。双方王道の味わいで、時間を待つとハチミツとカラメルの香りが楽しめ、この二本で満足しない人は少ないと思われる。贅沢を言えば、スタイルの良い02のほうが完成度が圧倒的に高い。


ただ・・・、である。
ただ、ブルゴーニュ好きはピュリニーを良く飲む。ご多分にもれず、自分もピュリニーを中心に良く飲んできた。その結果なのか、ピュリニーの味わいのイメージが固まり、それが畑のイメージとあまり差がないことが多い気がし、面白くないような気がしないでしょうか?どこか行儀がいい、大人の言いつけをちゃんと守った子供のようにみえ、型にはめられているように思える。奔放な力、開放感、エネルギー感、奥深くから沸いてくるような意思、そういったものを感じない。

面白いのは、シャサーニュではないか、そう思う。