ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

続 ヴォーヌ1級

1982 ラターシュ DRC

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まずは飲ませていただいてありがとうございます、Rさん。


状態は良い。(しかし、途中ラフィットみたいな青臭い香りが漂った。)
ロンドン物、エアによる配送。

しかしながら、味わいのスケール感は小さく、余韻も短い。
テクスチャーはタンニンが少々暴れと毛並みの悪さよくなく、 繊細ではない。
また熟成感があまりない。若いまま酸化等がすすみ、熟成に期待する「化」がない。
有り難さがあるのは、DRC香があること。
もしDRC香が無ければ、クロドレアのようである。

DRCであっても、80年代であっても、外れるときはこんなもの。
ラターシュは当たりはずれが無いとマットクレマーは書いているが、
自分は当たりが20%くらいで、はずれが20%くらいではないかと思っている。
当たりはずれがあるがゆえに、当たったときの飛距離があるように思う。

 

このまえに、ヴォーヌロマネ1級を9種類確かめその個性を踏まえ、特級を捉える
ことができる。素朴なヴォーヌロマネ1級をもっと飲んでみたい。