ルロワ
①Duval-Leroy Champagne Femme 1996
デュヴァル・ルロワ シャンパーニュ・ファム 1996年・泡
青りんご、蜜の香り、甘いのみ口。親しみやすいシャンパン。
その一方で、価格は親しみやすくない。
③Maison Leroy Leroy d'Auvenay Bourgogne Blanc 1982
メゾン・ルロワ ルロワ・ドーヴネ・ブルゴーニュ・ブラン 1982年・白
幻のルロワ・ドーヴネ・ブルゴーニュ。
バターと蜜の香りのボリュームは圧巻。その裏で若干酸化が感じられる。
コルクの限界か。また香りが若干単純なのもしょうがないか。
一方で味わいはスマート。興味深い。
④Domaine Leroy Bourgogne Grand Ordinaire Rouge 2010
ドメーヌ・ルロワ グラン・オーディネール・ルージュ 2010年・赤
青臭く、芯がある。そしてチャーミングではあるがアバズレにならない品のある
赤系のベリー。酸も美しい。余韻も美しい。お手本のようなワイン。
⑤Maison Leroy Beaune Montee Rouge 1973
メゾン・ルロワ ボーヌ モンテ・ルージュ 1973年・赤
サービス当初はいいのですが、その後終焉を迎えたフレーバが支配。
⑥Domaine Leroy Vosne Romanee Genaivrieres 1990
ドメーヌ・ルロワ ヴォーヌ・ロマネ ジュヌヴリエール 1990年・赤
適度なボリュームで張りのあるテクスチャー。
果実の甘さを若干感じるが、酸や複雑さがフォロー。
味わいの構成要素はシンプルではあるが、それぞれのボリュームが大きい。
香りは高くない。(時間とともにネガティブなフレーバが顔を出してきた。)
芯の強はもない。
リッチではあるが、陰影がない。
立地条件からすると、なかなか素性がいい畑ではあるものの、
その上部のプルミエクリュ以上の有する特異性がない。華もない。