ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

クレールダユ


右は移し変えた後のハーフボトル。

良いワインとは、繊細さであったり、清純であったり、ボディが豊かであったり、華やかであったり、と、いろいろポジティブな条件が思い浮かびます。

一方、この有名なクールダユに関しては、ネガティブな印象が浮かびます。かび臭い、腐ったバナナ、腐った蜜柑などです。それはこのボンヌマールに限定した印象ではなく、他のクロドベーズやシャンベルタンやらあと何本かも同じような印象です。

このワインは自宅であけました。
抜栓は1月上旬。その際には朝からばっ栓し、半分をハーフボトルに移しセラーに戻し、半分をボトルのまま午後夜まで放置しました。朝は腐った蜜柑の香りが強く、ダユらしい臭さ満載のワインでした。そのままリビングに放置したそのワインは、臭さが飛び、蜜蝋や黒蜜のような香りを放っていました。そして本日、ハーフに移したものを飲みました。当日より蜜蝋や黒蜜は引き、よりドライフラワーのような印象に変わりました。

このようなワインをワイン会で、一杯飲んで評価することは難しいと痛感します。ただ、それでも、時間をかけてまだましになっているだけで、5万の価値はないと断言したいと思います。
ダユはあくまでも珍味系ワイン。