ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

ドミニク・ローラン来日セミナー2013(2)

今回のワインたちは、店の方がドミニクにはナイショでダブルデキャンタをされていたものでした。

ドミニクローラン
2010 Bourgogne Numero1

(メモ)
商品名の通りラインナップの中で洗練度においてナンバーワンを表現したワインです。マルサネ・砂地土壌が主体のワイン。
(感想)
ルジェ10年クロパラントゥーを思い出させる香りの出方がしている。透明感、エレガントさ、花の香り、ホイップしたクリームのような肌触りとふわふわした質感。標高は高いか聞いたが、220〜320だといわれた。高くない。この質感は砂地ゆえか。それもあるが、それだけではこのニアンスはでないと思われる。落ちるのも早いので、グラスに注いでから20〜30分くらいがいい。
なお、同じ個性を持つものは今回のラインナップには無い。スリジェが若干近いがここまでのエレガントさは有していない。
(飲み頃)
まさに今。このホイップしたふわふわ感はリリースしたてに限る。
とはいえ、置いておいても面白いのかもしれない。

ドメーヌ・ローラン
2009 ニュイサンジョルジュVVレ・ドゥ・スリジェ

(メモ)
ワイン名の「スリジェ」とは「桜の木」という意味で、実際に畑には2本の桜の木が植えられています。
(感想)
このワインはいつもながら、桜の香りがするのですが、それがわざとらしいと感じてしまうのは気のせいではないでしょう。少々やりすぎです。
(飲み頃)
飲む必要はありません。

ドミニク・ローラン
2009 ニュイサンジョルジュ・プルミエクリュ・レ・ヴォークランV.V


(メモ)
ブドウは除梗されず醸造され、味わいは大きく厚みのあるテクスチャーと完璧なブドウのピュアさを感じます。1920年に植えられたブドウ。
(感想)
2時間半のティスティングの時間では開きませんでした。その後地下のティスティング室でにらめっこしていたら、4時間目にして開いてくれました。とても芯に力があるワインです。3時間目くらいから石灰が目立つようになってきた。そのミネラル感がシャンボルのようでたまらなくいい。
(飲み頃)
15年待ってみたい。

ドメーヌ・ローラン
2009 ジュヴレシャンベルタン・クロ・サン・ピエール・モノポール


あまり興味のわかないワインのため、スキップ。

続く