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   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

ワインの熟成を人智学的に考えると・・・

高橋巌さんのお話をお伺いしてきました。

人はどこに、どこまで存在するか。

ソリッドな肉体、液体としての体、空気の体、熱の体。液体、空気、熱の体はソリッドな肉体の場所に留まらず、広がりを持って存在する。液体は、血液が肉体を流れる、汗は肉体の中をそして肉体から外へ、体を潤す液体は大気にも含まれ広がる。空気は呼吸で肉体を回り、外にでる。その気体は外界で境界を持たず、取り戻すことはできない。熱は世界、宇宙的にひろがる。
液体の体は睡眠意識と無意識により支配され、それらは意識することができなく、全人生の意識を与え強烈な存在感をあたえる。空気の体は感情と表層、熱は自我に影響される。
液体、空気、熱を自由にできるように、対応する意識を自由にできるなら、成長につながる。

これらをワインに当てはめると、

  • ソリッドな肉体・・・ビンとコルクとワイン自体
  • 液体としての体・・・ワインに含まれる水分
  • 空気の体・・・・・・香り
  • 熱の体・・・・・・・?

ビン熟成において、ワインに含まれる水分はコルクを通じて、外界と行き来する。コルクが熟成に不要と判断する人もいる一方で、コルクが熟成に必要と考える人もいる。
ワインのビン熟成を成長とみるとき、ワインに含まれる水分を広い世界と行き来できるなら、ビン熟成は世界とともに、世界の深みを引き連れて、成長できるのかもしれない。

 

昔、SFで、高速に流れる期待で壁を作り、外界と孤立した系(世界)を作った物語があった。その世界は外と物質や情報の交換をせず、内部は雑菌を排除し、自給自足する世界を作り上げた。最終的に、世界はエゴイズムで破たんし、消滅した。

もし、ワインを真空パックで外界と隔離したのであれば、それは同じことをしているのかもしれない。外界との液体の交換を否定することは、熟成の妨げにならないのか。崩壊につながらないのか。蝋封のみにするべきなのだろうか。

 

果たしてどうなのだろうか。

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