ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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シャンボールシーズン1

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 ルーミエのレクラ垂直+レザムルーズ。
写真を挙げたが、印象が悪いので、掲載を辞めにした。
⇒もう十分印象が悪いのであげることにした。

1999 シャンボールミュジニー 1er レクラ ジョルジュ・ルーミエ
鉄のような覆いに覆われ、表情を見せない。
2005年のトルショー1er、若いボルドーを思い出させる。
偉大とは思うが、現状では判断不能。

2000 シャンボールミュジニー 1er レクラ ジョルジュ・ルーミエ
若いが、果実が枯れている。石灰のミネラリさがあり、カカオの樽香が目立つ。
フラットな味わいで骨格はない。

2001 シャンボールミュジニー 1er レクラ ジョルジュ・ルーミエ
やや馬小屋臭。
チャーミングな赤果実をもち、石灰のミネラリさがあり、好ましい。
一方でモレに感じるもっさいニアンスを感じる。
フラットな味わいで骨格は少々。
ミニ・ボンヌマール。

2001 シャンボールミュジニー 1er レザムルーズ ジョルジュ・ルーミエ
本日の一番。
青く、チャーミングな赤果実で、上記レクラが1層のレイヤーだったのに対して、紫の層が1層分多くあり、深みを持たせている。骨格は記憶にない。シャンボールより、ヴージョの個性を引いている。クロドヴージョの上部のキャラクターだが、メタリカルな個性ではなく、石灰的なミネラリな個性がある。
特級扱いされるが、それに値する、多層さ・骨格・美点・余韻を有していない。

 

以前の74年のレザムルーズを思い出す。74はスケール感はなかったが、綺麗に枯れて雑味は昇華され、石灰と赤果実を残し長い余韻を持つ、素晴らしいワインだった。

01レザは、そういったワインになれるかもしれないし、なれないかもしれない。

 

このレザムルーズは石灰のミネラルを有し、ストラクチャ・多層とは反対にある個性はいいと思う。ただ、もし、下部のグロフィエのレザムルーズを加えていたら、グランクリュに近づけたと思う。