ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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78 シャンボール 

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 Chambolle Musigny 1978 Domaine Village Antonin Guyon
土臭く、馬小屋。樽香少々。味わいは、甘い。フラット。

Chambolle Musigny 1978 Marcel Georges

土臭く、馬小屋。樽香と茎の香りが強い。味わいは、粘土的でモレ的な果実。甘く、やや濃い。ちょっとタニック。

この二品に関しては、がっかりである。
特に後者は、ボルドー的もしくはポマール的なワインを目指そうとした印象をうける。(特に後者)ガッツリさせたかったのだと思う。畑の個性を無視した醸造で最低・最悪である。

シャトー・グルヌイユ 1974年 ドメーヌ・テステュ(フィリップ・テステュ)
ひねてもおらず、目立った酸化もなく、酸も衰えていない。今だ健在。
豊満な素質の区画を、バトナージュしたもっさり感があり、74故かウエット&スリムになっている。香りには気品があり落ちない。研いだバタール、酸と石灰ミネラルを加えたムルソーシャルムといった印象。素晴らしい。