ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

2009 ドミニク・ローラン・ブルゴーニュ・キュヴェ・No.1(ヌメロ・アン)

f:id:machiya11:20140811221011j:plain

 2009 ドミニク・ローラン・ブルゴーニュ・キュヴェ・No.1(ヌメロ・アン)

開くまで3時間近く要した。
開いてからは、バラ、スパイス、ハーブ、ちょっとシンナー、石灰、赤果実のチェリーでむせ返る。
明るく、素直で、包容力と懐の深さがある。またクリーンで美しい。
包容力と懐の深さに関しては、先日飲んだ95VRジュヌヴリエール ドメーヌルロワを思い出させられた。ドミニクは素晴らしいネゴシアンである。ドミニクとルロワは生まれた年代と境遇は違えど見ているゴールは同じなのかもしれない。
ビオディナミ、果梗を残す、濾過処理をしない、「ネゴシアン物、ドメーヌ物、個人所有物」の三つがある。上品で優雅、畑の個性を尊重。


このヌメロ・アンは村名格のブレンドを主体としており、ヴィンテージによって多寡が変る。村の個性を感じさせないが、強いて言うなら、フランジェ2とマルサネ3とジュヴレ北側1の印象。(あくまで印象)

抜けがよく、華やかで、包容力がある。
しっかり熟成する力もあるし、今飲んでも美味しい。