ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

供養

f:id:machiya11:20140813112936j:plain

1996 ジュヴレシャンベルタンVV ドミニクローラン(ネゴシアン)

ジャンク品をあえて購入。

コルク上部とキャップシール内はやや吹いた跡がある。コルクからは桃の香りがする。
丁寧にふき取り、抜栓。コルク上部のカビは1cmは行っておらず、液体の染み込みと触れてはいない。液体の透明度はボトルで見るほどではなく、色が黒いため、ビン越しでは透明感がなかったようである。微妙なキノコ、明るいピーチ・赤果実とジュヴレのタンニンがちぐはぐで杯が進まない。ただ、飲めないほどではない。

もし、完璧であったとしても、この明るいピーチと赤果実に、ジュヴレの収斂するタンニンがあわないので、良いとは思わない。また、タンニンに力が入っていて、不愉快。当時の濃厚がっしりを賛美した時代に振り回されたのと、試行錯誤の状況にあったと思う。いい勉強になりました。