ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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ドメーヌ・デ・ランブレイ ロゼ

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2013 ラ・ローズ・デュ・クロ  ドメーヌ・デ・ランブレイ

80%がクロドランブレイのセニエということで購入してみた。

 

さっぱりしたアタックと欠落したミッドとそれに見合わない大きなアフターとでバランスがとれない。甘さと酸が突出し、抑えるタンニンが不足している。我が家の自家焙煎コーヒーを飲んだ後に飲むとうまく調和する。・・・タンニンが日ごろいらないといっていても、やはりタンニンがある程度はほしいようである。

そして、まだワインになりきれていないブドウジュースの状態である。ボージョーのようである。きっと瓶熟により、もっとワインらしくなると思われる。そして不足したタンニンのレベルに酸と甘さが落ち着いた時には、熟成感もあいまって、グランクリュ的なワインになる・・・かもしれない。(といっても、泥灰土ではないグランクリュ。)

 

クロドランブレイを絶賛する人は見たことがないし、ワイン会でもほめている人をみたことがない。自分もいいと思ったことがない。格付け鑑定士になれるならプルミエにランブレイを認定する。それは、グランクリュとして評価するとき、グランクリュの品質にないからであり、ちゃんとプルミエとすれば、プルミエにしてはテッドキュベだということでもてはやされるのにと思う。プルミエにして、偉大なワインを創ろうとせず、このセニエしたものも含めてワインにすれば、薄いが謙虚で美味しいワインになると思う。