ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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1988 Nuits-Saint-Georges Les Allots

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1988 Nuits-Saint-Georges Les Allots Henri et Gilles Remoriquet

昨今の洗練された、透明感・明るいフレーバーとは異なっており、泥臭い。昔ながらの作りで作られたニュイサンジョルジュ・ヴォーヌロマネ側の下部で作られたものらしい味わいである。熟成感はあるが、まだ骨格もしっかりあるし、酸もある。「ニュイサンジョルジュは下部がいい」を体現しているいいワイン。

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1992 モレサンドニ コカール・ロワゾン・フルーロ

香りは魚のフレーバが主であり、抜栓直後はミッドが落ちて水っぽいが、放置することで、ミッドが戻ってきたものの、美味しいとはいえない。フラットな構造で、気持ちがわるい。タンニンがない。すかすとロゼのようである。たぶん、70年代を飲まれる方でもOUTと言われると思う。除梗100%の影響ではないか。