ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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ラルロ 

2012 ニュイ・サン・ジョルジュ ル・プティ・アルロ ドメーヌ・ド・ラルロ

ラドワに興味がある昨今で、ラドワを中心に考えてみると、その北側が飲みたくなってきます。ラドワの北のアペラシオンは、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュで、その北が、ニュイサンジョルジュのプレモー。で、回顧すると、プレモーの個性と、ラドワには共通性を感じるので、いったんプレモーに・・・。プレモーといえば、思い出すのは、サンヴィヴァンで打ちのめされたラルロ、ということで、ラルロをチョイス。

 

また、打ちのめされました。サンヴィヴァンと一緒だ・・・。

ラルロは醸造長が変わってきていますが、キャラクターにぶれはないように感じます。

サンヴィヴァンと一緒というと語弊があるのですが、淡い桜の味わいには、共通性があります。これに後はイメージでオールドローズや中心部のエネルギー感や集中力を足せば・・・近いと思います。あの時に打ちのめされたのは区画の個性に由来するものだったのか、醸造に由来するものだったのか、分からなくなってきました。

 

ラドワと比べてみると、類似性も多くあり、ピュア・透明感・チャーミングさが類似します。ただ、ラドワにはあった石灰・灰っぽさ、カテキン・タンニンの厳しさ、果実の欠如、味わいの奥行きのなさ・浅さは、このクロドラルロの区画のワインにはありません。

 

ということで、もう少し、ラルロを飲み込んでみようかと思っています。