ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

ブリュノ・クレール マルサネ 2流

2008 マルサネ・レ・ロンジュロワ(村名) ブリュノ・クレール

ブルゴーニュルージュの酸の幅で最も高い部類に入る。
しかし果実とその甘さと粘度の高さが重い。それに加え、ブリュノ・クレールの西郷隆盛的な武士的個性(重厚なタンニン、鉄のフレーバと味)が加わり酸の爽快さを、我々鑑賞者への刃に変えてくる。アルコール13度とあるが、13.5度くらいあるように感じる、強いアフターがある。
これは単体で飲むものではない。単体であれば欠陥商品である。


さらっと作り軽い味わいにした方が、酸とのバランスもとれるのに、ブリュノクレールは何をしたいのかよくわからない。センスはないと思っていたが、やはり無いように思う。
個人的にはもう二度と飲みたくないが、もう一本シャンボールがあるので、消費しないといけない。