ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

雑記

ワインを自分で買って飲むサイクルが多くなり、以前より気になることが・・

それはワインのコンディションである。自分で出所をコントロールできる分、コンディションが良く分かってしまう。突き詰めるとインポータと店の組み合わせで、以前より制約ができてきた。

コンディションが良いと、ワインの透明感が高まる。良い土壌で、透明だとウキウキしてしまう。今ある在庫をさっさと飲んでしまい、良い店とインポータから買ったものだけを残したい。

 

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アントロポゾフィにて、ミクロコスモである人間からの宇宙=マクロコスモの流出が起きることを示唆している。ワインを作るということ自体、一つのミクロコスモを作り出していることに類似しているように、感じる。というのも、ワインはテロワールを示すもの以上に、生産者の理念を写しているから。生産者の内部に湧き出た情念が具現化され、テロワールの個性を取捨選択し、表現を構成され、作られる。

ワインを味わうということは、視覚で理解することと異なる。
我々現代人はついつい、視覚に頼る理解をしている。視覚で世界を理解できると勘違いしている。視覚ではない方法でこの世界を知るという別手段を大事にしたい。また視覚は、唯物的で理知的なような気がする。唯物論に染まった我々にとって重要な手段であるが、そこから離れなければいけないという想いもある。
味覚・嗅覚は、理性ではなく、直接、情感を通り、その後、理性に届く。それは、視覚に犯された我々を解放させてくれる手段に思う。情感というのは、行動と思考の間にあり、より人間が人間らしく存在するためのものである。それを通じ、理性的になりすぎた我々をより戻してくれる。より行動的になりすぎた我々も戻してくれる。

ワインというミクロコスモを観測することは、とても人智学的であるように思う。