ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

パカレ 再び!!

2010 ジュヴレ・シャンベルタン 1erベルエール フィリップパカレ

インポータ:テラヴェール、販売:イトウ

パカレは2014年に飲んで以来久しぶりです。10年のジュヴレに当たって、12年のシャンボールをいくつか飲んで当たり、なぜか忘れていました。その時に購入し、残されていたものを飲みました。

きっかけは、Tさんとのメールのやり取りで、何かが舞い降り、突然「ニュイ・サン・ジョルジュでパカレが飲みたくなってきました。」というような文を思いつき、ああ、パカレがあったではないかと、開けることにしました。ニュイ・サン・ジョルジュではないですが、ウォームアップ的なものとして開けました。

 

この畑は、クロドベーズの上で、決してウォームアップで開けるようなものではないのですが、最近はセラーにあるものはとっとと飲んでしまおうと思っているので問題ありません。できれば、半分くらいに減らしたいです。

 

このパカレはあの10年のジュヴレ・シャンベルタンより濃厚で甘く屋やスケール感が大きい仕上がりでした。ただ、個人的にはジュヴレ・シャンベルタンの淡く薄い感じが好みでした。やや酸が弱いかもしれません。美味しく一本開けようとしたところ、後半はタンニンがごろごろしだし繊細ではなくなりました。(なおそのジュヴレ・シャンベルタンは最初は還元的でその後に清らかになっていましたが、こちらは最初から清らかでした)

 

そして目下、パカレ探しの旅に出ており、そのためブログを書く暇がありません。

 

さて、パカレはテラヴェールと野村ユニソンが輸入をしています。

振り返ると、今回もテラヴェール、ジュヴレ・シャンベルタンの時もテラベールでした。テラヴェールはいいのかな・・・と思っていましたが、某ワインショップとの話で「パカレは2社輸入しており、品質に差があり、野村ユニソンを勧める」と言われていました。

ああ、そうですか、何となく、今回の酸のなさといい、ジュヴレのノイジーな感じは木になっていました。そうかもしれないと思いつつ、では、野村ユニソンはどうなのか、期待が高まります。

 

今回パカレを6本購入したのですが、インポータを聞くのを失念していました。いつもは聞いていたのですが、舞い上がっていました。また、ノイジーさんも双方のインポータを扱っていたので大差ないと思っていたのですが。追加で野村ユニソンも購入しようと思っています。

 

なお、平野弥さんとも会話しました(2回目です)。なかなかご縁がなく、ワインも購入せず、ワイン会にも行けなかったのですが、短い会話でしたが面白いやり取りでした。サイトの表現や同ショップを挙げまつる方が多いことを、会話からその個性を感じさせます。歯に衣を着せぬ発言や、徹底的に品質を追求している自負心には圧力すら感じさせます。今後、お世話になりたいと思っています。