ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

パカレ ニュイ・サン・ジョルジュ 2010

2010 ニュイ・サン・ジョルジュ フィリップ・パカレ

インポータ:野村ユニソン 販売:やなせ

 

ヴィンテージ違い(11→10)、インポータ、ショップ違いです。

こちらのもののほうがいいような・・・。
それもどこがと言われると、曖昧なのですが、味と味のつながりに隙が無い印象を持ちました。また前回のものは味に抑揚があるのですが、バラバラ感がありとっ散らかった感がありました。一方こちらは、統率が取れた味になっています。そしてやや透明感があります。

断言はできませんが、3つの要素すべてが絡まりあって出た結果といえます。

 

うーん。

 

ただ、本質的には、11年の村名ニュイ・サン・ジョルジュと同じで、個性がなく凡庸です。先日の田中さんのセミナーでもあった、堆積土壌の骨のなさ、に集約されます。ブルゴーニュを買うなら堆積土壌ではなく、ジュラ紀石灰岩の土壌から買うことが、いいと再認識しました。堆積土壌はだめです。

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しかし、ここから矛盾しますが、パカレは集積土壌で光るような気がします。言い換えると、粘土質の土壌で光るのではないかと。2010ジュヴレの村名の出来栄えなど。そういういみでは、これも他と比べると秀逸ともいえます。まだ飲んでいませんが、ムルソーペリエールなど、パカレにあっているのでは??と思っています。