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   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

ワインは魔術

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ワインは何のために飲むのであろうか?

それは偉大なインスピレーションを受けるために飲むのである。では偉大なインスピレーションは、どのようなワインからでも得ることができるのであろうか?それはNo!である。月並みな区画からでは、得られない。また、月並みな生産者からでも得られない。魔術を使うことができる一部の生産者によってそのようなワインは生み出され、年月を経て、ワインの調理が完了され、秘術的な条件によって真価が発揮される。

以前、Winart41号Vosneromanee特集の冒頭でDomaine Leroyを掲載し、その冒頭で、次のように始めるLeroyのワインを味わうことでヴォーヌ・ロマネの魔法の理由を知る」。そして、「Domaine Leroyはまだ18ヴィンテージしか存在しないのだ。福音を広めるにはあまりにも時間が、そしてワインの本数が少ない。あと何ヴィンテージが私たちの前にあるのか知りようもないが、それでもその数が決して多くないことを知っている」とつなぎ、孫娘がDomaineを継ぐことをきき「彼女の「永遠」という言葉は、ひときわ力強かった。ブルゴーニュワインファンの魂は、その時、救われたと思った」と占めている。

そして次ページで、次のように続く。

・Vosne Romaneeの孤高の生産者がTerroirの秘密と霊魂の不滅を語る

・Vosne Romaneeとは偉大な土地です。あらゆる要素がそこには入っており、一言でTerroirとさえ言えない、魔法のような土地なのです。

Leroyは屈指の魔術師である。でなければこのような本質的なメッセージを残せないし、また、あのワインを作ることができない。

 

平たく言うと、ワインは開眼するためのもの、別の表現を取るならチャクラを開くもの、また、精神を解き放つもの、またまた、精神を別の世界に送るもの、もしくは、聖と生と性の一体ともいえる。つまり、そのようなものは、日常には存在していないし、日常のワインがすべてであると思うことは、間違いである。むしろ日常のほうがまやかしである。色即是空、空即是色と教えてくれているではないか。

今まで、日本人に分かりやすいよう、生産者名をローマ字で書いていた。だが、こうして、Leroyと記載してみることで、カタカナにない魔術的な記号が埋め込まれていることに気づく。

 

残念ながら、魔術のようなワインは気軽に入手し、恩恵にあずかることができない。
でも何とかして、それを得て、向こう側に行く必要がある。それはいまだ手にしていない人こそ飲むべき、飲む価値のあるワインである。それは、経験がないと理解できないものでもなく、誰かがガイドしてくれれば、自ずとわかるように作られている。気兼ねせず飲むべきである。

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