ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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コタツの上で2005

2005 Nuit-Saint-George AU BAS DE COMBE D.J.Coudray Bizot

05は酸が低いと思う。だけれど、最近、二回このことを言ったら、それぞれ否定されました。03の次に低いのではないだろうかとも思う。それを果実やタンニンや果皮などで補い味を成り立たせている。そのため、リリース当初は外向的だったのですが、酸の低さに合わせて閉じているように感じる。(あくまでも感想。)

このワインは、酸は低いものの、金属的なスパイス(イメージは銀色)が締め上げて纏めているおかげで、楽しめる味わいになっています。タンニンは以前強く、ほんの少し土臭い。味わいに軽やかさはないが、これはグラスを選ぶことで、良くなった。

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コタツのうえでだらだらと飲んでいました。正月観が出ていてすみません。

最初は真ん中の白が入っている、リーデルのグラスで飲んでいたのですが、その後に、左側のバカラのオノロジー・ブルゴーニュに変えて飲みました。こちらはこのワインにちょうど良い高さと幅を持っており、思わず、もう一脚ほしくなりました。

 

さて、手前には天然酵母のお店のレーズンパンがあるのですが、このレーズンフレーバがJ.Coudray Bizotの不足した香りを補う役目を果たし、更に良くなる。一概に酸が不足していても、香りが出てくる・足されることで、まとまったワインでした。