ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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Philippe Pacalet

2010 Puligny-Montrachet Philippe Pacalet

インポータ:野村ユニソン、販売:常陸

 

このお店、店内はしっかりライトアップされ、人のスペースとワインのスペースが
同居していた。このパカレは、店頭ではなく、奥の段ボールに管理されていたので、購入することにした。

このような店では、空調も満足のいく冷却力を有していないため、満足いくワインを提供することはむつかしいと思う。奥の段ボールにあったものも表がこうなら、裏もどうなのか全くに怪しい。

 

ワインのほうは、ヴィンテージにしては色が黄色が入っており、やや酸化が進んだのか、樽が思いの外聞いているのか、判断はむつかしい。一見暑苦しいようではあるが、ゆっくり付き合ってみると可憐なところもあり、案外美味しい。とてもいいわけではないが、がっかりはしなかった。

アーモンド、ブリードモー、ラクレット、などと食べたが、アーモンドの皮との相性は抜群であった。また、86のクロサンドニ(コカール)も後で開けてみたが、クロサンドニの後に飲むと、意外にパカレのピュリニーが繊細で可憐な側面をもっていることも分かった。比較対象によって、ワインは見せる側面をかえるようである。