ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

Philippe Pacalet 2013

平野弥さんにて13年水平の会に参加してまいりました。

 

リスト

1. 2007 La Champagne andre robert seduction
2. 2013 Bourgogne Ramonet

2013 Philippe Pacalet
3. Nuit St-George
4. Pommard5.GervreyChambertin
6.Chambolle Musigny
7.Chambolle Musigny(野村ユニソン)
8.Chambolle Musigny1erCru
9.GervreyChambertin(野村ユニソン)
10.GervreyChambertin1erCruPerriere

11.2011年 ジュヴレ・シャンベルタン デュガ
12.2012年 ジュヴレ・シャンベルタン デュガ
13. 2011?年 シャンボール・ミュジニー? ユベール・リニエ

14.アルザス

 

ポイントを絞って、見てみると、
①パカレの2013年のキャラクタ、出来不出来
②シャンボール
③輸入元の違い、特にジュヴレシャンベルタン
を上げる。

①については、正直なところ、13年という年が良くわかならない。酸が強いという話を聞いたこともあるが、そこまで強いようにも感じず、構造も堅牢ではなく、果実も前面に出ているわけではなく、甘くはなく、過熟でもなく。何がはっきり個性として出ているわけではなく、灰色の曇天模様の個性を感じる。
例えば10年はストラクチャの年。
11年は緩さの年。12年は集中力の年。多層的な年。
と言っていいと思う。どれも飲み頃がある意味明確で、ある面をとってみればブルゴーニュとしては「陽」である。この13年は対局の「陰」でありうつうつとした怨念のようなものを感じる。12年のヴィンテージは誰しもがその良さをわかるであろう。そして10年の良さは飲みこんだものならたどり着け、11年の良さは凡庸なワインというかぼーっとしたワインをこよなく愛するところに達した人ならならわかる。

上記はそれぞれ確立し良く知られた好みであり、13年はどれとも違う。自分はまだわからないので、探求をしてみたい。

では、12年がよくて、13年が悪いのか?
自分としては、その良し悪しは好みであると思うので、どちらもNoである。これらの年で好き嫌いを言うなら、

11年>10年=12年>13年

となる。

 

良く分からない13年であるものの、ワインとしてのベースは同じキャラクタでブレておらず、どれをとってもいつものジュヴレ、ニュイ、シャンボールになっているので、土壌を愛するのであれば、どのヴィンテージでも一緒であると思う。個人的には安い年ならそれがいいと思っている。

 

②シャンボールについては、これも上記で語った通り、例年通りの味わいで、10年以降に飲まれた人で別にパカレに興味が無い人は、類推してもらえればそれでいい仕上がりである。シャンボールについて面白いのは、味がごちゃごちゃしている点にある。それはアタックからミッド・アフターにかけて、異なる風味がバラバラと表れ、一体感を持たず、つぎはぎだらけの味わいである。味が整っていないという見方もできるが、こういうものではないだろうかと常々思う。シャンボールは畑ごとにキャラクタの統一感がない。言い方を変えると個性がそれぞれ立っている。それ故にブレンドすると、味がおかしいことがままある。なので、ほかの生産者でもシャンボールの村名やブレンド1級は、ごちゃごちゃの印象がある。パカレも同じであり、らしいといえばらしい。シャンボールが清楚だとかいう印象があるらしいが、それは1級の単一区画のいくつかの区画を誇張したもので、全体を俯瞰してみればそうではない地域である。そういう意味で面白い。

③パカレの村名で何が良いかと聞かれると、それは・・・
あまり語りたくない話になってきたので、筆をおくことにする。