ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

ラターシュ

2013 LA TACHE DOMAINE DE LA ROMANEE-CONTI

アタック・ミッド・アフターにかけて終始優しくエレガントに進む。酒質は軽く、力強さやインパクトを求めて飲んだ人は拍子抜けする。全房発酵由来の果梗、銚子、スパイシーな香りがある。2000年以前のウィスキーのような香りであるDRC香が、この2013年ではほんの少々しかありません。隣の2000年前半あたりから参加されている方の話では、13年は近年のヴィンテージに比べてDRC香がある方だと言われていました。

DRC香以外では、キャラクターは同時に飲んだヴォーヌロマネ1erショーム(パカレ)と似ていました。ただ、ショーム自体、ちょっとショームらしくない軽さで・・・・、ラターシュが軽いことは分かっていましたがその下のショームまでがここまで軽いものだったのか、それがこのラターシュを含めた上下の個性なのか、興味が出てきました。

 

とはいえ、20万を超える価格で売買されるこのワインが、2万以下のショームと大差ないということに驚きです。2000年以前の特殊仕様ワインならいざ知らず、別にラターシュじゃなくてもいいじゃないですか!ブランド料をショームに足して、3万円がリリース価格が適正と思います。

 

2013 Charmes Chambertin
 (シャルム・シャンベルタン) 赤
 生産者:Claude Dugat(クロード・デュガ)

この1週間前にクロドベースとシャンベルタンを飲んできてシャルムと比較すると、いかにシャンベルタンとクロドベーズが偉大な区画かが良く分かります。いかに優秀な生産者が作ろうと土地の偉大さを覆すことはできません。他のワインでもそうですが、”アペラシオン越え”はできません。生産者は偉大さを作りだすことはできません。

 

2013 Bourgogne rouge  Domaine Ramonet

この日このワインに一番好きなワインはこれでした。
シャサーニュから作られたACBourgogneです。
良い点は、ブレットであること。(結構好きです)そして肩の力が脱力していること。そして、チャーミングで愛らしいこと。これが3千円ならいいのですが、5千円というのはアンマッチで残念です。ルーミエのACブルが好きならこれもいいんではないでしょうか。