ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

好みのワインについて2

2003年のコシュデュリACブルゴーニュを飲んでいる(処理している)のですが、樽樽しています。樽の意義は、

1.木の香りを移すこと

2.ゆっくりと酸素を供給すること、

3.木のタンニンを添加すること、

と思います。1の香りへの作用はNGとはいいませんが、例えば昔ワインに香草を入れて飲んでいました。今の我々の感覚からするとかなり特殊に感じられます。多分、オールドファッションであり、今はその感覚からワイン自体の味わいを楽しむ方向に向かっているのだと思います。樽の香りは慣れ親しんでいるので違和感はないかもしれませんが、これも「ハーブ・香草の香りの添加」と同じです。ワイン本来の味わいにより向かうなら、避けたいです。

2はどうせ瓶内熟成とともに酸化していくのであれば、わざわざ樽で酸化させなくてもいいのでは?と思います。

3のタンニンは、葡萄本来のタンニンとは異なります。これは1と同じく、ワイン自体の味わいの追求に邪魔になります。しかし、赤ワインと異なる白ワインなら、果皮のタンニンが無いが故に木のタンニンも”補う”という点でありなのかもしれません。

しかしワインにタンニンは必要ない、ちゃんというと、タンニンはそれほどなくていいと自分の好みとしては思っています。ブルゴーニュ赤もタンニンは要らない(少量でいい)と思っています。

 

眠いのでつづく