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   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

ワインとは誰と飲むかが重要である

なーんていうのは、一般消費者であるならばOKであるが、品質にこだわる人が行ってはいけません。

「ワインとは誰と飲むかが重要である」というシチュエーションは、男一人暮らしで、ワインが趣味でもなく、一人で夕食を食べる前、後に晩酌する、そんな時、ひとりで高級ワインを飲むよりも近所の気心の知れた人や、遠方から訪ねてきてくれた旧知の友人とかわす安酒のほうが嬉しい・・・・、そんな状況であると察します。それは、高級料亭よりも素人でもちょっと手を加えてくれた料理のほうが心温まる、そんな状況です。

そのような心理は人として正しいありようです。
しかしながら、それとワインの趣味を一緒にしてはいけません。
ワインの趣味というのは、ワインの品質と個性とワインのあるべき姿に向かい合う取り組みです。そんな世界において、ハートウォーミングなものは介在しません(言い過ぎたかもしれませんが、決して主流ではありません)。漫画のように、ワインで人と人の円をつなぐ、ワインで人の悩みを解決する、そんなものは、断じてワインの趣味ではありません。

また販売業者が、「ワインとは誰と飲むかが重要である」なんていうのは、生産者に失礼です。また、高いワインを買わせた人にも意味不明です。高いワインなんて売らなければいいではないですか!(ハートウォーミングな儲け主義なのでしょうか?)

 

ワインが趣味でない人や、販売に関わる人であれば、はっきりと、

「ワインは誰と飲むかが重要ではない側面がある」

と言わなければなりません。また残酷ですが、

「ワインは誰にでも門戸を開いているものではなく、分からない人はお金の無駄なので高いワインを買う意味はないでしょう」

といえます。

 

 

 

 

 

・・・上記とは関係ありませんが、ブルゴーニュワインは、AOCのクラス越えをしません。アペラシオンはある種絶対です。RWGがいうような「これははるかに村名の領域を超えている」というな認識は「村名」などの格付けを例えば、「ある生産者は村名であれば、新樽は30%、プルミエであれば60%、グランクリュであれば80%以上で仕込む」の樽の利かせ加減でこれは樽を良くきかせているから村名以上だ、と言っているのでしょうか?(樽は一例で、収量をクラスごとに変えるとか、収穫時期が違うとか、樽熟期間が違うとかetc・・・)そういったものの畑の個性ではないものと、畑の個性を別に理解することが、ブルゴーニュの楽しみです。格付けごとの畑の個性は確実にあります。もし格付けを超えるなら、それはその畑の格付けを見直すか否かの議論に行くのであって、生産者のスキルで、畑の格付けが変わるはずがありません。(それがブルゴーニュの精神です。)

蛇足でした。

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