ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

タンニンのないブルゴーニュルージュ

2010 ジュヴレシャンベルタン・ベールエール フィリップパカレ

 

半年前は閉じており、表情に乏しかった。
今(2017年2月)は開いており、香りが解放されている。
この区画はベーズの上に位置しており、プレモー石灰岩上に作られている。
故に、その味も硬質で曇りが無く、引っかかるところが無い。その反面粘土質土壌の個性が無く、豊満さやゴウジャスさは皆無である。これを好きなのですが、タンニンの好みの話をまとめてみると、これが好きなのも腑に落ちます。

プレモー石灰岩で標高が高い斜面にあるが故に、粘土が無く、故に葡萄由来のタンニンがない。新樽も多くないと感じる。もう数年後に飲みたい。