最近自宅で飲んだシャンパーニュ
評価
★・・・・・工業製品ワイン
★★・・・・普通のワイン
★★★・・・きらりと輝くところが1つあるワイン
★★★★・・〃 2つあるワイン
★★★★★・スペシャルなワイン
で評価してみました。
ポル・ロジェ ピュア 【ブリュット・ナチュール】 ポル・ロジェ オリジナル ギフト箱【正規品】
https://item.rakuten.co.jp/katsuda/1548381/
商品単価:6,300円
評価:★
固い。そして躍動感が無い。
また、冷たく、無機質。
ラエルト・フレール ブラン・ド・ブラン ブリュット・ナチュール 750ml LAHERTE FRERES BLANC DE BLANCS BRUT NATURE
https://item.rakuten.co.jp/katsuda/10075991/
商品単価:4,500円
評価:★★★
注ぎたての香りが軽やかで、高貴。白亜の石灰を思い出させる。
多分、この瞬間にだけあった、特殊な状態かもしれない。
先日ラシーヌのシャンパンの生産者来日ワイン会にいきました。
そこでラエルト・フレールのもっと価格の高いものもありました。
確かに、良いものはやや上質でありましたが、良くも悪くもトップキュヴェとこのボトムキュヴェで差があまりない。
確かにトップキュヴェは造りを工夫しているが、葡萄のポテンシャルがあまり変わらないのではないかと思った。
ブルゴーニュにはあり得ない話である。
シャンパーニュ プレステージ エクストラ・ブリュット 【自社輸入】Champagne Prestige des Sacres Extra Brut 750ml
商品単価:5,600円
評価:★★
ふつう。語るところはない。
商品単価:4,580円
評価:★★★
これだけドサージュ3g。
ピノ・ムニエで有名なフェスティニー村のピノムニエ100%。
ムニエの安定感のある強さにより甘さがバランスがあまり気にならない。
やはりフェスティニーのムニエはいい。田中さんのところでいただいたものには遠く
及ばない。あれがトップメゾンのトップキュヴェを支える味であったのに対して、
これは中~大手メゾンのまあまあの味。
とはいえ、まあまあのシャンパーニュを5000円未満であればGood。
商品単価:4,980円
評価:★★
やや柑橘系の味わいで、青りんごと高い酸。
普通のワインであるもの、そこそこエネルギー感がある。
決して関心はしないが、がっかりもしない。
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総評
慣れ親しんだブルゴーニュであれば、村と畑の場所を聞けば、味わいが想起されます。
5000~6000円のシャンパーニュになると、それなりにこだわりをもってつくる生産者でノンドゼとなると、シャンパーニュの辺境の土地に。
辺境は所詮メインになれなかった村であり、どんなに頑張っても、それなりの味になり、翌日以降に満足感がありません。
樽臭いブルゴーニュは飲みたくないのですが、この価格帯のシャンパーニュはあまり得られた感がない。
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その他
ちょっとだけブルゴーニュを
・2009 ポンソ ブルゴーニュ
ややブレット。それ以外は通常運行。★★
・2014 ヴォーヌロマネ オーレリアンヴェルデ★
ジュヴレを6本、ヴォーヌロマネを1本購入。ジュヴレはすべてのみきり、最後にヴォーヌを。
先日花井屋さんと話していた時に、昔のラシーヌがたたき売りしたヴェルデよりいまのヴェルデのほうが美味しいといわれていました。
個人的には全く逆の意見で、昔(05,06)のヴェルデはもっと素朴で複雑感がありました。いまのヴェルデはアルコール工業製品の味わいです。感心できません。
今のワインはブルゴーニュというより、ニューワールドの味なのかな。
そういうものが良しとされるのかもしれません。
ただ、それはブルゴーニュではないと思います。
なお、1カ月前に06のヴェルデニュイサンジョルジュのヴォーヌの横の畑を飲んだのですが、ペタンとしていて、リリースしたての複雑さやエネルギー感がありませんでした。06ヴェルデはリリースしたてが良かった、ともいえます。