ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

地下セラー

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ヒロヤさんにてフィネスさんのブルゴーニュ試飲会に行ってまいりました。

ワインはブラインドでだしていただき、好きなことを言っておりました。

ワインはピノノワールのみです。殆どACブルゴーニュで例外的なものは記載しました。

以下のコメントは、ブラインド中に残したメモを書いています。

 

1.リスト外・・・2016年のもので、悪くないのですが、特によくもなく。

以下、すべて2015年

 

2.フォンティーヌ・ガニャール(葡萄はシャサーニュとヴォルネイから)

スケールが小さく、口に入ると中心に収縮し、そのまま消えていく。

淡い味わいで、フェミニン※。

※フェミニン=女性的という表現は人によって全く違うものを指すことがあります。

 ここでいっているフェミニンというのは、可憐で弱く清楚で清潔のイメージです。

 ポマールをフェミニンというとき、このイメージではないですよね。

 

3.マルキ・ダンジェルヴィル

タニック、水平的な広がり、大きい、タンニンがゴワゴワしていて、舌に残る。茎は感じない。

 

4.二コラルジェ(オートコートドニュイ)

密度があり、バランスがよい。アフターは柔らかく、タンニンが意外にある。

硬く、強い。他より数年もちそう。好みではないが、いいと思う。

 

5.エマニュエルルジェ

中心が無く、スカスカ。不愉快なフレーバがある。

 

6.ブリューノ・デソネイ・ビセイ

上位のワインにある、汗の香り、良く言えば、ムスクの香りがある。その点は他のワインと比べて、面白い。

ただ、味と味の間に隙があり、詰まっていない。ざっくりした造り。

トラペ?

フィネスさんのワインに良く感じる、高音域の香りの高さを感じる。

素晴らしいが、好みではない。

 

7.トラペ・ペール・エ・フィス(マルサネ・フィサン)

4(エマニュエルルジェ)と似ている。

硫黄臭が強い。ビオ的。

 

8.ジュヴレシャンベルタン(村名)・デュガ

梅の香りが支配的。強く、しなやか。梗を感じる。中心の軸がある。

 

9.ルシアン・ボワイヨ

タニック、詰まっている。重く、重低音。硬い。

あまり見るべきところが無い。

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総論

状態が非常によく、繊細でした。これは赤字ですね・・・

どれが買いたいかと言われると、2フォンティーヌか8デュガですが、

8デュガは、遊びで入れられており、高いので比較になりません。

なので、2フォンティーヌが一番いいと思います。

 

フォンティーヌは、スケール感や芯の強さや高級感のあるワインではないのですが、

ブルゴーニュに求めているものが集約しているように感じました。

またフィネスさんは状態がいいですね。最高です。

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フィネスの方から、地下セラーのあるショップで購入したほうがいい、と教えていただきました。これは何故か教えていただいていないので、理由が分かりません。

ただ、これは経験的に納得がいくもので、理由が気になっています。

 

・温度の変化、暗さ

というのが通常のよくある理由だと思います。

しかし、それも地上でもがんばればなんとかなりますよね。

その程度であれば、地下セラーにこだわる必要はないです。それ以外にあるのではないかと思うのです。

 

・太陽からの電磁波

これが地上のセラーとの違いではないでしょうか?

電磁波は可視光線が明るさとして見られますが、不可視のものもあふれています。

太陽は非常に強い電磁波を放っております。太陽の電磁波で生物は寿命を縮めているそうです。また太陽風の影響で電子機器が壊れることもあります。

地下は周囲が水分を含んだ環境に守られています。

水分を含んだ土(周囲)、水分を含んだコンクリート(壁)。

 

つまり、家のワインも太陽から守る必要があるのでは!と思いました。

今まで約10数年地上にありましたが、今度地下のコンクリートに囲まれたところに引っ越ししようと決意しました。