ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

地層と年代

田中さんのセミナーにて、新しい地層と、古い地層で味の違いは何か

という話になります。

例えばドイツのモーゼルのスレート粘岩板では4億年前、我らがブルゴーニュは主な土壌が白亜中期~後期の土壌があり大よそ1憶五千年前に堆積したとされる土壌がある。その中でもマランジェが古く、ポマールやコルトンは新しい土壌が多いです。

味わいの違いとしては、マランジェやモーゼルは老獪な雰囲気があり、香りより味わいの深みを感じさせる。土壌が新しくなると勢いや力強さを感じさせます。

 

というようなことを話しているのですが、因果関係は本当なのでしょうか?。

 

その味わいの印象は変わらないものの、地質年代が古ければ、本当に地質が古いのか!というところが今回のテーマです。

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化石が葡萄畑によくあります。

ミウ石灰岩などユミウリですし、貝の化石もあります。

化石のできるメカニズムは、動物が死んでそのまま放置された場合、腐敗や他の動物が食べ、化石となりません。化石になるには動物を瞬間的に土で覆い酸素を与えず、腐敗させないことが必要となります。

あの広域にわたって、一定の堆積で、一瞬にして土が覆うことなど考えられるのであるのでしょうか?そもそも、bourgogneだけに限らず、ヨーロッパの至るところで、白亜の土壌等があります。(もしかすると世界的に共通なのでしょうか?そうするとさらに説明が難しくなり、世界的な天変地異が起きたことになってしまいます。それも何度もにわたってでです。このようなことはまったく説明がつきません。)

 

化石ができるようなスピードでそれぞれの時代で土壌が堆積したということは、事実であることをまず覚えておいてください。

 

ここで、創生論という、聖書の想定する世界の成り立ちで説明ができるという理論があります。これは、ニッチな考え方ではなく、アメリカ、ヨーロッパを中心に、広まっているものです。

創生論によると、炭素年代測定法によれば、この地球は高々10、000年に満たないとのことで、詳細は検索してみてください。いま取り上げたいのは、創生論の見解では、世界の化石のある土壌は、たった1回の世界的な洪水・・・即ち、ノアの箱舟のあった大洪水ですべての地層が一片に作られた、とのことです。

 

この創生論が正しいのか、否かは分からないのですが、

化石ができるシナリオを示してくれています。

 

この地球の成り立ちに145億年時間を要したと考えているのは、

進化論を背景に、生物の奇跡的な成立を説明するために、採用した年代測定法によるものだと思われます。

生物の中間種がいないことは考古学的にもDNAでも確定的になっており、そして、最も古い化石の出る地層・カンブリア紀から脊椎動物が出ていること、から、説として、ダーウィンの進化論は終わっています。

進化論が終わったのであれば、145億年前に地球ができたという説も再検討すべきで、

大洪水前にすべての種があり、大洪水でカンブリア紀から上の地層が作られたというのは今のところ無矛盾ではないと思います。

 

カンブリア紀の地層も白亜の地層も同時期にできた可能性があり、

「4億年前」の地層だから古い味がする

というのは因果関係が間違っている可能性があります。

 

また、聖書を信じる人は、少なくとも進化論ではなく、創造論に向き合わないといけなく、聖書を信じる人は、三畳紀の土壌だからジュラ紀より古い味だとは言ってはいけないです。

 

旧約聖書、聖書の回し者ではありませんが、
地層が古い=成立時代が古い

は定説ではなくなっていると思います。