ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

コート・ド・ニュイの北から南まで

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・2014 Thierry Mortet Chambolle-Musigny 1er Cru Les Beaux Bruns

 薄っぺらく、さっさと飲んでしまうべき一品。

・2014 Serafin Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
以前、セラファンを好きで、調べた記憶があり、ラボーの下あたりにセラファンは村名格を多く有しており、vvもそこにあると思ったのですが、検索してみたところ、

「畑は村の北側、Brochonよりに位置する。畑の一部は、1級Lavaux St JacuqesやPetite Chapelleに隣接している。」

とのことで、当たっていたようでした。

経験から、ジュヴレの北側(東側)の村名格は、やせたワインになり、それを無理して美味しく見せようとするので、しょうもないワインが出来上がります。そこから漏れず、ちゃんとしょうもないワインでした。

セラファンは90年代など、ゴリゴリで10年以上熟成させないと飲めたものではなかったのですが、最近のものはもう飲めるのですね。

しょうもない区画の14年は、更にしょうもないワインに仕上がります。リリース当初は果実で飲ませることができますが、果実が引いてきたこの段階ではちょっと辛いかもしれません。


・2014 Hubert Lignier Morey-St.-Denis 1er Cru Les Chafotts

こじんまりしていて、これで5000円くらいなら飲んでもいいですが、16000円ではだれも買いません。


・2014 Michel Gros Nuits-St.-Georges 1er Cru

今日一番おいしかったワイン。
重心がやや低いです。
アタックからアフターまで味が途切れず綺麗に流れます。
包容力があり、濃くもなく、タンニンも優しく、ふわふわしています。
単純なニュイサンジョルジュの印象よりも、スパイスや焦点を絞らせないような味であり、そこにヴォーヌロマネ的なニアンスを色濃く見ます。
また、味わいにいろいろな要素が見られ、複雑性に富んでいます。

 

検索してみると、

「ニュイサンジョルジュの北に位置してお互いに近いところにある二つの畑から構成される。レ・ヴィニュロンドとレ・ミュルジェという畑で丘の斜面を三等分したらその一番下のところにあって、濾過作用の良い砂質の土壌がある。」

とのこと。

なるほど、ヴォーヌロマネのニアンスを感じるのは、同じ丘のニュイサンジョルジュであることから妥当であり、2つの区画をブレンドしていることから複雑さはあるわけですし、下部の畑であることから、重心がしたであることも妥当です。

砂質土壌であることから、重心が下であっても、ふわふわ感があり、タンニンが優しくなることも妥当です。

特に、ミュルジェはいい畑です。


・2014 Jean-Jacques Confuron Nuits-St.-Georges 1er Cru Aux Boudots

印象に残っていません。


・2014 Jean Grivot Vosne-Romanee 1er Cru Les Chaumes

2002年をリリース後に飲んだのが最後でしたが、成長していません。
無難に作り、チャレンジやポリシーを感じれません。
ニュイの名声に胡坐をかいた味です。
本日の中で、ある意味、最もクズなワインです。

・2014 Claude Dugat Gevrey-Chambertin 1er Cru
ブレットが僅かに混じっています。
ブレンドしたもののうち、どれかにブレットがあったのだと思います。
不味くて0点です。

・2014 Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers
最初香りだけを取った時にはいいと思ったのですが、
着席し味わってみると、補糖感が強く、未熟な酸とアンバランスになっています。
葡萄に農薬を多く使ったときにでる、ちぢこまった味がします。
早摘み感もあり、よくよく見ると、複雑さが欠如し、物質的な味わいのみが陳列されています。
グロフィエは2000年後半から良くなったと聞いていたのですが、
良いのは区画だけで、
畑仕事も、醸造も手抜き、
センスが無いから、物質的な味わいだけで満足し、精神性が無い。
以前として3流です。

こんなワインが大手を振っているのは、消費者が一流を求めていないからです。


・2014 Jayer-Gilles Echezeaux du Dessus
縮こまった味わいで、冷たい。
味わいが中心部しかなく、上と下がない。
確かに余韻は長いが、下とはちょっと違う。(うまく言えません)
デュデュスのみで作るからこんな感じになってしまうのであり、ちゃんと上の区画と、下のヴージョを入れたら完成するのですが、(ヴージョは無理ですが)。
エシェゾーなんか、そもそも大した区画ではないのですから、単一リューディにしてしまうと、味が足りなさ過ぎて飲むに堪えられない。
ジャイエジルはこの畑に誇りをもっていると思うのですが、無駄な誇りだな・・と思います。
そんな硬くて冷たいデュデュスを寒い14年に仕込むので、当然より冷たい味になります。ソムリエの方が「この前02を飲んだら美味しかったですよ」と言われましたが、02であれば冷たい味が補われるので、比較にならないのですよ。

これが熟成するかと聞かれると、
どんなけおいても、硬くて冷たいこれは、よりドライで頑固になるしか思い浮かべれず、20年たとうが、開くこと信じている人は「まだ早いな・・」という言葉で未来を信じるのでしょう。

ダメなものはダメ。


・2014 de Montille Clos de Vougeot

15年のミタンが良かったので、期待していたのですが、普通の仕上がりで、肩透かしに会いました。
素朴で綺麗で、全房発酵感が全く感じさせませんでした。
これこそ、時間を置いたら、大きく化けるかもしれません。

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最近思うのですが、ブルゴーニュの粘土の重さが絶えれなくなってきております。

ミッシェルグロが良かったというのも、砂地だったからかもしれません。

あまり好きではないので、酷評しかできないのかも。

話10分の1で流してください。