ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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天才とアダム

脳内には装着された面積1ヘクタールほどもあるバーチャル ホワイトボードがあり
ノイマンは、紙と鉛筆を使わず、この脳キャンパスだけで、人間が及びもつかない複雑で込みいった思考をすることができた。
ジョン・フォン・ノイマン

IQ300もあるノイマンは、8歳で微分積分を理解した。

IQ100前後の我々は、自分たちのことを健常者だと思っているのかもしれないが、
ノイマンからすると、知的障碍者に見えるだろう。
ノイマンは突然変異の人間なのだろうか?

進化論の文脈にいるのであれば、そういうことが起きるかもしれないと、慰めることができるが、
そうなのだろうか?

作られたものは、徐々に壊れていくことを経験則で知っている。
生物だけが、それに逆行し、壊れていくのではなく、より、機能を高めていく、そんなことが起きるのだろうか?
世界に例外はない。
そう考えるのが妥当であるならば、
いきなり高知能なものが、自然に生まれるはずはない。
知能の高い遺伝子が損なわれず、ノイマンを生んだと考えるのが妥当であろう。

人もまた、時間とともに、遺伝子を欠損させている。
100年前のほうが、遺伝情報は欠損していなかったであろう、
1000年前のほうが、もっと、遺伝情報は欠損していなかったであろう。
そう考えると、最初の人アダムは、最も欠損していない遺伝情報を有していたと考えられる。
アダムやアダムの子は、ノイマン級に、いや、ノイマン以上に頭が良かったかもしれない。

そう考えるなら、ノイマンが正常であり、我々が障碍者であるという見方のほうが正しいということになる。