ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

ある意味ゴール

我が家にお住まい頂いている、
ニコラさんとトトさん(猫)の
素晴らしさを語ってみたいと思います。


今日、秋葉原に行く際に、途中でインドスナックを買っていこうと思ったのですが、電車に揺られる中、ニコラさんとトトさんの御姿を思い出しました。御二人は、なんと、一切おやつを食しておりません。そして、おやつに限らず、食事は、生存活動に必要最低限のカリカリフード20g/1食を2回の40g/日です。
トトさんにおいては、それをもってしても、まだ太られるため、更なる食事量の低減が考えられます。

40gですよ!

猫は人間より体温が高く、39度でして、どうやって40gで、39度を保ち、かつ、あの俊敏な動きを行なっているのか、エネルギー効率が、良すぎです。
脳が小さいといっても、そんなに比率は変わらないでしょ?

トトさん、ニコラさんがおやつも食べないことを考えると、私も、食べちゃダメだ、と思った次第です。



改めて考えると、トトさん、ニコラさんは、美味い、不味いなどいわず、毎日、毎食、同じカリカリフードをお食べになっています。食事前は、いつも、狂喜乱舞し、食事中は無我夢中で、食後は、10分は、落ちたカリカリフードを探しています。
何が言いたいかといいますと、彼らは、美味い不味いを言わず生きているのです。
食欲を貪ることは罪であると、キリスト教や、仏教は、述べています。


キリスト教や仏教の教えが正しいのなら、私はなんと怠惰な生き物なのでしょうか。
飽食をむさぼり、生きています。
美食に溺れて生きてます。

トトさんと、ニコラさんを見て、反省するばかりです。


カリカリフードなんて、食べたことありませんが、塩っけなんて、人間の料理に比べたら無いはずですよ。インド料理の料理人が言っていましたが、極限するなら、塩とニンニクと、油を大量に入れれば美味くなると。そういった分かりやすい美食の対極にあるのが、カリカリフードです。
そう考えると、カリカリフードは、実は高貴な食事では無いかとも見えてきます。


彼らは、食のミニマリストであるのです。


また、食以外にも素晴らしい点はあります。

彼らの所有するものの少なさです。
所有するのは、ケージ1つと、食器のみです。
服はありませんし、本や、家もありません。
当然お金もありません。

人間からの施しで生きるのみです。完全なるミニマリストです。

高貴な僧に見えてきました。




彼らは、友愛による共感をもちます。
先日、次女が、ソロバン二級の試験に落ちました。最初は平静に見えましたが、寝る前のおやすみの挨拶で、堪えていた哀しみがあふれて、泣きだしてしまいました。
それをみたトトさんとニコラさんは、なんと、慰めに集まったのです。

いつも気まぐれに、撫ぜて欲しいときに寄り、そうで無いときには知らん顔の、気ままを生き物にしたような彼らがです。
思えば、彼らはお互いを慈しみ、グルーミングしあいます。
彼らは、上下関係ではなく、心を許すものに対して、友愛を持って接するのです。


また、地位もありません。
そして、思想や使命感も持ちません。


身だしなみは、毛づくろいによる美しさのみです。
それでいて、美しく、全く匂いがありません。



高貴な召物を纏わず、自由で、上下関係ではなく、地位や思想をかざさず、友愛を持ち、清貧にして美しく、施しで生きるもの。

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ニコラ先生、トト先生、御二方の背中をみて、精進していきたいと思います。