ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

不況とワイン そして新しい文化の萌芽

■へっこむところがあれば、膨らむところがある
リーマンショックを思い返すと、あと時は、高級ワインの値崩れがあり、DRCやルーミエやルソーなどの古酒をたくさん飲ませて頂けた。
きっと、今回の不況でも、ワインを手放す人は多いので、ワイン愛好家としては嬉しい状況になると思われる。レストランが苦しいや、インポータが苦しいなどの話はあると思うのですが、消費者にとってメリットになっていることはあまりおおぴっらに語られないように思う。(今回、そうなるかは保証できませんが)
「好景気」は業者にとって都合がいい状況であり、一般消費者の視点に立って都合がいいとは限りません。

私IT系のサラリーマンなのですが、今回自粛になり、籠もってみると、思いの外、家から一歩も出なくても、通常業務が私の場合できます。
元々、会社に行く意味がないと思っていました。会議なら音声と画面共有で十分ですし、資料はPCがあればどこでもできます。オッサン同士、顔を見たいわけでもありませんし。ビジネスマン同士、外で会っていなければ飲み会などの無駄もありませんし、何より、電車通勤がなくなりました。
私が最も嫌いなのは電車通勤で、入社のころから、電車通勤はドナドナと思っていました。
電車通勤から解放され、非常に爽快です。長年のストレスから解放されました。

また、家に篭るとと、規則正しい食事、規則正しい運動が可能です。お陰さまで、体脂肪も落ちています。
篭ると運動不足になることはなく、むしろworkoutの時間を取れるため、オーバーワークとなり、意識して休みを取るようにしています。

大学生のころ、後半は籠もって数学をしていましたが、あの頃に帰った気分です。
籠り続けると、外に出るのが億劫になっており、なんで外に出ていたのか、忘れそうです。

もう、ワイン会も行かない(誘われない?)ですし、会社も行きませんし、散歩などの有酸素運動は筋成長・維持のためになるべくしないようにしていますし、外食は筋成長に適していないため行く必要がありませんし、引き籠ることで困ったことが見当たりません。


思えば、外食産業が発達していたのは、「会社」で多くのサラリーマンが外出していたからではないでしょうか?
全ての人が出なくてよいというわけではないのですが、もし必要な人だけが「出社」していたら、今の外食産業はないのではないでしょうか?
アメリカの産業革命以前はアメリカに外食はありませんでした。工場ができ、作業者が家に帰れないのでランチを食べるため、出店が増え、外食文化が出来たわけです。
それを思うと、ITが普及しCOVID-19の影響で、これからは外食文化は過去の遺物になろうとしているように思います。
そういうものを無理やり残すのではなく、ソフトランディングさせて、次世代のサービスにシフトすることが適当です。
いつまでも過去の常識が現状に最適化された文化ではありません。
なので、これからは、新しい、文化が開くでしょう。

とても楽しみです。