ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

台風で家で仕事中

今日は、セミナー講師を終日しており、その後オフィスに戻って仕事をしようと思っていたのですが、台風でもどれず、家で仕事をしていました。家では帰る心配がなく、空腹もすぐ満たせ、最高の仕事環境です。

そんなこんなで1時を回り、疲れてきたので、気分転換に書いてみます。

 

■気になるワインについて

最近はもっぱら、ヴォーヌ1erに興味があります。
特級が有するスケール感、熟成後の変容など、すごい世界ではあるのですが、
それもどうなのかな・・・、と思っています。というのも、好みの変遷をたどると、

 

スタート:ブルゴーニュのグランクリュシステムの精緻さに感銘をうける

上へ :より偉大なワインを求め、若い特級を飲む。

生産者:偉大な生産者のつくりを追う。

古酒 :20年程度の古酒を堪能する。

超古酒:30年以上の古酒を堪能する。変容こそがワインと思う。

Max :古酒&偉大な生産者を求めるが、お金が・・・

枯れる:ワインにボディを求めなくなる。スケール感も求めなくなる。

今  :凡庸な、普通の造りの「古木、実質的に良い畑」のワインが気になる。
  (現在模索中)

そうしていま、ヴォーヌの1erが気になっています。
この前、 ヴォーヌ1erをいろいろ試して、MSDやGCやMSなどと比べて、
造りが地味な気がします。(特にMSDは頑張りすぎ。いや、そういう味の村かも
しれません。あそこのワインは新世界的な香りがあります。)

ワイン会的には、特級がないと華がないのでしょうが、個人的には、
じみーな世界で、微妙な差異と、アンバランスな1erの味わいがツボです。
ワインはバランスだと、Yomiuriオンラインはいっていましたが、一線を越えると
アンバランスなものには心を惹かれます。
(その一方で、球体的過ぎて、印象に残らないワインにも惹かれます。
 もうひとつの極にはそれがあると思います。)

■グラス
ヴォーヌロマネを堪能するには、アンピトワイヤーブルではないのかもしれません。
最近飲んだものは若いヴィンテージのみでなんとも判断がつきませんが、
若いもの(10年以内)では、ロブマイヤーが秀でています。
ロブマイヤー(グラスⅢ)は、味わいや香りを曖昧にし、エレガントさやゆったり感
を与えます。そのグラスの個性と、曖昧なヴォーヌロマネはあっています。
また、若いものは空気を適度に触れさせ、香りを薄めてあげないといけないため、
アンピトの閉じ込める性質が邪魔をします。

グラスⅢが安かった去年までに、もっと買っておけばよかったと反省しています。
トータルで、5~6くらい欲しいです。