ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

2014-01-01から1年間の記事一覧

だらだら日記

■「ブルゴーニュ好き ⊂ シャンパーニュ好き」は不成立 ブルゴーニュ好きはシャンパーニュも好きというのは、常には成り立たないのではないだろうか。 一部のシャンパーニュは、生産者のルーツなのか、ドイツ的な共通点がある。急勾配で畑仕事をしないとか、…

ロマネコンティ周辺

ロマネ・コンティを購入するヒトは、その真の価値を分かり飲むのか、はたまた神聖なものの周囲に発生する世俗の塊なのかだが、もはや異次元の価格になってしまっており、あのワインを真価が分かりそのためにあの金額を出せるという行為が矛盾なく成立するの…

グランエシェゾー

エシェゾーに関しては、リューディの組み合わせで味と香りが構成されることを比較の中で確認でき、満足。上下に持つ重要さも大事ではあるが、ミニュレ・ジュブールのようなクロドヴージョのうえで水たまりになる区画が半分であるエシェゾーは悲惨であった。 …

ジャイエ

1990 エシェゾー アンリジャイエ ・リューディはLes Cruots→Les Treux・Clos Sant Denisの順で地繋ぎ。 ・黒糖フレーバ ・つなぎ目がなく、余韻が下に伸びる。90にしては酸を感じる。タンニンは丸い。 ・ジャイエ曰く、「ピノノワールはタンニンが多いストラ…

プラント 4日目

栓をせず、750mlボトルで常温放置。(5~10度) 果実味が飛んで、案外重くない。注ぎたてはよかったが、すぐタンニンだけが残る。 先の仮説に自信がなくなった。

プラント

2009 シャンボール・ミュジニー 1er プラント ヴァンサン・ジャニアール 想像とはかけ離れたキャラクターに絶句した。 アミオ・セルヴェルのプラント10年は、線が細く、小さく、ミネラル感が高く白をイメージさせる水墨画的なワインであった。 こちらは、チ…

ワインを一本飲むということについては

シャンボールを理解したいという想いを全うするために、自宅で開けている。 3~5本に一本は一本飲んでいてもいいが、先に開けたワインなどは、一杯でおなか一杯である。 そもそもにして、開きにくいワインでない限り、一杯で十分であるし、開きにくくても時…

デュジャック、ミニュエ

2009 シャンボール・ミュジニー ドメーヌ・デュジャック 2011 シャンボール・ミュジニー ドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミニュエ 区画をまとめた。 デュジャック 重く、さえない。錆びたようなニアンスもある。その背景には酸の不足によるべったりした…

2012 シャンボール・ミュジニー フィリップパカレ

2012 シャンボール・ミュジニー フィリップパカレ 大きさは通常のシャンボールであったが、純度・透明さが村名にない(かといってプルミエにもない)、ルロワクラスの生産者にある透明感があった。ピーク時はみじかいものの、そのときの香りには華やかさもル…

ドメーヌ・デ・ランブレイ ロゼ

2013 ラ・ローズ・デュ・クロ ドメーヌ・デ・ランブレイ 80%がクロドランブレイのセニエということで購入してみた。 さっぱりしたアタックと欠落したミッドとそれに見合わない大きなアフターとでバランスがとれない。甘さと酸が突出し、抑えるタンニンが不…

だらだら日記

■ルーミエさんこんにちは ネットをだらだら見ていたら、ルーミエさんの2012年はすでに売り出されているようである。レクラは、シャンボールらしくなくていらないし、村名は混ざっているからいらないし(コンボットも独立したし、まあ、コンボットなんてxx…

ロブロ・マルシャン

2007 シャンボール・ミュジニー ロブロ・マルシャン 2007 シャンボール・ミュジニー レ・パ・ド・シャ(村名)ロブロ・マルシャン 区画名なしのシャンボール・ミュジニーは、Derrière le Four、Les Exuezeaux、Les Danguerins、Les Fremières、Les Chardanne…

シャンボールミュジニー(2)11/7

全てブラインドでティスティング。 1. 2008 Chambolle-Musigny Les Gruenchers Roblot-Marchand レ・グリュアンシエール ロブロ・マルシャン霧に包まれたような拡散した小規模な球体感があり、余韻がしみじみと下方に流れていく。透明感があり、香りと味わい…

シャンボール・ミュジニー(1)11/7

どういうときにシャンボール・ミュジニーを飲むのか? という問いかけがされました。 個人的には、 「前回はアミオのシャンボールミュジニー1erプラントを飲みました。なので今日は、別のプルミエを飲みたい。」とか、「この生産者のシャンボールを飲んでみ…

ラフォン的醸造

1990 シャサーニュ-モンラッシェ Chateau de la Maltroyeシャトー・ド・ラ・マルトロワ(花井屋さん秘蔵) キャラメルと鼈甲。状態がいい。90年代のラフォンを思わせる。新樽とバトナージュを使いまくった結果である。それに対して、シャサーニュはやや繊細…

コストパフォーマンス

2007 ブルゴーニュ・ルージュ Dm de château de chorey(ドメーヌ・ド・シャトー・ドゥ・ショレイ) 2009 ショレィ・レ・ボーヌ Dm de château de chorey(ドメーヌ・ド・シャトー・ドゥ・ショレイ) 07はタイトで、時間とともにやや開く。フワッとした酒体ではなく、ごりっとしたタンニンが主体…

三度変化

2008 Chambolle-Musigny Vincent Jeanniard(5-6日目) 3日目は個人的には開いてきたが酸は高くミネラルが解けていないため、もう少し温度を与えて変化させたほうがいいと思い、部屋にゴム栓をして一晩放置。6日目はあれほど硬かった酸とミネラルが氷解し、…

一新

2008 シャンボール・ミュジニー2008(ヴァンサン・ジャニアール)3日目 やや醤油臭さがでているが、反面、初日より酸っぱさが落ち、ギスギスした味が失せ、深みと円熟を増した味わいが表れている。ミネラルは同じように強固で柱になっている。ミュジニーを…

空洞

2008 シャンボール・ミュジニー2008(ヴァンサン・ジャニアール) ニュイの斜面の上部はタイトになり穏やかさを持てない。Les Porlottes、Les Creux Bessants、Les Closのミュジニー付近の山すその斜面の畑3か所をブレンドして造られたこれがいい例である。…

桜桃

2010 シャトー・ド・ショレ ブルゴーニュ ショレの村名にもカウントされない、ショレの村にある区画。 ラベル上にも描かれている立派なお城が建つシャトー・ド・ショレ周辺の石垣に囲われた2haの区画。1930年と1950年植樹の古樹で10%が新樽にて熟成される10…

1988 ニュイサンジョルジュ レ・ザロ ルモリケ ボトル半分をハーフに移し飲む。若飲み用のグラス”ニュイサンジョルジュ”では、味がバラバラで最低。ぎすぎすしたタンニンと不衛生な香りが支配的。酸が低いため、隠しようがない。飲めた味ではなく、そのまま…

ブロション

2010ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォーセル(ルシアン・ボワイヨ) クロサンジャックの丘の北側の外れ標高320~約380mに位置するエヴォーセル。村はジュヴレではなくブロション村である。ブロションなのにジュヴレをなのるのは村名詐欺である。 果実はやせ…

平凡

2007 シャンボールミュジニー ローランルーミエ ローランルーミエは下記の畑を有し、上部と下部からなる。 les Clos les Cras (Village) les Creux Baissants les Mombies les Fremieres les Chardannes les Croix (aux Croix) 抜栓から3時間は、青臭く、カ…

複雑

2008 シャンボールミュジニー アミオセルベル アミオの村名格は、Les Ammoureuesesの南にあるles Bas Doixである。なおアミオのLes Ammoureuesesはその斜面上部に位置する。香りは華やかで集中力があり骨格がしっかりしている。アンピトワイヤーブルNo.3を…

諦観

2011 ブルゴーニュ アミオ・セルヴェル アミオのブルゴーニュは、シャンボールの中央部の下部の畑(ヴィラージュ)の下で作られる。土壌が深く、雨の多かった11年は苦戦したと思われる。10~15%新樽で、16ヶ月樽熟される。アルコールは12°と低い。保糖を下…

更新

サイドバーのマップリンクを更新しました。 ・Chablis追加 ・BurgundyReportの表示不具合を解消

シャブリ

2009 シャブリ・レ・プリューズ ヴァンサン・ドーヴィサ ドーヴィサのグランクリュは、リリース後に3,4年は貝のように閉じるものだが、11年のレクロが早飲みできたことにつられ、希少なプリューズをあけた。高貴さ、硬質感、緊張感のある酸を伴いつつ、常…

ルロワおまけ

2011 ブルゴーニュ グランオルディネール ドメーヌルロワ 高島屋がルロワにお願いして作ってもらっている一品。 スケールが小さく単純である。アタックはやや太いが、アフターにかけて薄くなり、綺麗に纏める。タンニンは優しくしっかり熟している。青くない…

ルロワ

2001 ムルソー・ブラニー メゾンルロワ 2000 ムルソー・ペリエール メゾンルロワ 2001 ヴォルネイ・サントノ デュ・ミリュー ドメーヌ・ルロワ この日のペリエールは、香りが出ていなかったため、口径の小さい「ニュイサンジョルジュ」のグラスに移す。こう…

供養

1996 ジュヴレシャンベルタンVV ドミニクローラン(ネゴシアン) ジャンク品をあえて購入。 コルク上部とキャップシール内はやや吹いた跡がある。コルクからは桃の香りがする。丁寧にふき取り、抜栓。コルク上部のカビは1cmは行っておらず、液体の染み込み…