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   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

シャトー・ド・ラ・ヴェル

築地ワインマーケット「古葡萄」でラルロを注文した後、送料より取りに行った方が安いことに気づき、実店舗へ。古葡萄さんは、1階が町の酒屋さんで、2階がブティックのようになっており、2階が古葡萄さんでした。なかなか、分かりにくい場所で、その周りで迷い、なおかつ古葡萄さんはその時間留守電になっているため(店はやっているが)、到着するのに、4人の人に聞いてしまった。一人はお姉さんでその人もこの町は初めてだそうで、×。2人目は、通りの男性。教えてくれたものの・・・誤情報でした。その男性のいうところにいつもお世話になっているヤマトさんがいて、教えてもらい、向かいましたが、分かりづらく、近くにあった居酒屋の女将さんに尋ね、やっと到着。閉店1分前でした。

古葡萄さんでは、注文票が見つからず、古葡萄さんが慌てていました。急いでいなかったので店頭でワインをゆっくり見させていただきましたところ、なかなか面白いもののあり、楽しめました。ユニークなワインがあり、面白いお店です。あえて難点を挙げるなら、セラーと店頭が一体になっており、できれば分離してほしかったです。またワインラックの下に灯りがあり、光の種類を気遣っておられると思うのですが、そういったディスプレイは不要と思いました。

なお街の酒屋さんに行くとジャンク品はないか聞いています。大概2,3本あり、ちょっと考えましたが、味わいの想像がついたので、やめました。その帰り、有楽町線にすぐ乗ってもよかったのですが、もっと2012年を飲んで2012年の情報を集めたいと思っていたので、古葡萄さんと有楽町との間にあるY'sワインショップによりティスティングすることにしました。

生産者は、シャトー・ド・ラ・ヴェル。

2012ボーヌ クロ・デ・モンスニエール(村名、白)

ボーヌはプルミエがほとんどで、村名10%程度しかない。もはやアペラシオンが機能していない村である。そんな中、村名は逆に機会がすくなく、嬉しい。地図を確認すると、ボーヌの村名に同畑はなく、コートドボーヌにはレ・モンスニエールという畑はある。その近辺もしくは一区画とすると、標高が360m程度で、南西向きの区画。

個性は、樽が効き、中身が追い付いていない、ピュリニーライクなワインを目指したものに仕上がっている。あぁぁ。

2012ボーヌ ウ゛ィエイユ・ウ゛ィーニュ・ド・サン・デジレ(村名、赤)

場所はポマールの近くで、東南向き標高が320m程度で高い標高にしてはややゆるやかな斜面。これは期待できるかも。

比喩するなら、ジャケットはきてみたものの、靴を履き忘れたようなキャラクタである。別の表現をするなら、サーカスで下働きしている主に掃除などをしている使用人の男の子が、急遽ステージに上がることになり、あたりにあった道具をもってとりあえずショーに上がってしまった、そんな状況。

この生産者はとても真面目にどうすれば自分の土地でも美味しいワインを作れるのか考え、人の話を真剣に聞き作ったのではなかろうか?「さらっと抽出するのがいい」「私はピジャージュは極力しない」「良い赤は白ワインを作るようにつくるものだ」など。

しかし残念なことに、出来上がったワインは、タンニンがなく、ただ色がついただけのものである。またピノノワールらしさというより、南仏のピクプール・ド・ピネのワインのよう。きちんと仕事をしているように感じるが、それらは空回りし、間抜けなワインが仕上がっている。

こういった、会心のボケを見ると、ボーヌのような産地では、ヴォーヌのようなところと競うのではなく、アペラシオンも機能していないですし、あえてボケに走ったほうがよいのではないかと思い至りました。例えば、ブルゴーニュに昔あった品種を復活させて挑戦してみるとか、ブドウジュースを売ったりとか、36ヶ月樽熟成させてみるとか。新たな境地と感じたとき、ボーヌを再び飲んでみたい。

2012サウ゛ィニー・レ・ボーヌ

普通のサヴィニー。ここはコートの「ボージョレ―地区」。葡萄ではなく、野菜を植えよう。

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