ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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YSワインショップ(ドーヴィサ2013、アンリグージュ2012ポレ)※タイトルのグージュヴィンテージを修正

YSワインショップにて試飲しました。

2013 シャブリ ヴァンサンドーヴィサ

2013 シャブリ1erフォレ ヴァンサンドーヴィサ

 ドーヴィサのシャブリはフォレに近いこともあり(※2年前ほどに聞いたインポータからの情報)、大きな差はない。

中身が抜けたようなボディ。果実は控えめで、グリップ感もない。相変わらずの高い酸。こじんまりとしたスケール感。「緩さ」・・・リリース直後のシャブリは硬いときはカチカチで全く人を寄せ付けないスタイルもあるが、シャブリドーヴィサとしては中の下といった程度で、30分ほどすると甘くとけてくる。比較的早くから飲める。

そういった、小ぶりなワインを負かしている、樽香と樽のタンニンがあり、それが気に食わない。ワイン自体の濃さ・強さに合わせて、もう少し樽を控えてほしいと感じる。

 

2012 ニュイサンジョルジュ ポレ・サンジョルジュ 1er アンリグージュ

シャブリには物足りなく、その他赤を戴いた。

ルジェのヴォーヌロマネとニュイサンジョルジュ11・・・いつもの人工的な味とのことでやめ、2週間ほど前にあけガスで守られたアンリグージュを選択した。

アンリグージュはトップキュベのレサンジョルジュもあったそうだが、そちらは売り切れ、人気のないポレのみであった(しかも多く残っている)。レサンジョルジュは強靭でのんでも美味しくないので、なんでそちらが先に無くなるのは、畑ごとの違いより、強さ・ボリューム感等による優劣でワインを見ているのではないかと穿ってしまう。

ポレは前回田中さん宅で飲ませていただき、もっとも印象が良かった畑でした。確かヴィンテージは12年ではなかったように思う。このポレは、田中さん宅で戴いたものより洗練された印象があり、ちょうどやや雑味のあるラルロのプティラルロを洗練させたよう。さすが中央部のクリマ。