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   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

リアルワインガイド54号 ~巻頭特集~

久しぶりのリアルワインガイドですが、大変楽しく読ませてもらいました。面白かったので、記事にしたいと思います。

 リアルワインガイドは6号当たりから読み始めました。右も左も分からなかったので、評価やコラムを大変参考にさせていただき、ワインを買っていました。

しかしながら、徳丸さんの現地レビューが中心になるころ(2006年ヴィンテージあたりでしょうか)から、すべて徳丸さんがコメントを書いているため面白くなくなり(また記事もマンネリ化して、経営も傾いていたので、編集部もやる気がなくなっていたと思われます)、自分の好みも確立されてきて、かつ、古酒を中心に飲むようになっていたので、とんと買わないようになりました。

夏休み中で、時間があり、本屋にいったところ、面白そうだったので買ってみました。

巻頭特集2 品質管理に優れているといわれるインポーターのワインと、
      そうでないインポータのワインにコンディション差は本当にあるのか

ブルゴーニュの低価格帯のワインを「フィネス」「ラシーヌ」「エスプリデュヴァン」のインポータとその他インポータで比較していました。比較試飲メンバは、

(敬称略、名前略)

猪俣専務(アルコリックホリック)、上田(ヌーヴェルセレクション)、木嶋(フィネス)合田(ラシーヌ)、斎藤(東急百貨店バイヤー)、榊原(ヒロヤショップ)、坂口(ラフィネ)、塚原(ラシーヌ)、平野(平野弥)、藤田(フィネス)、藤巻(東急百貨店)、本間(モトックス)、松本(助次郎)、斎藤(RWG編集部)、徳丸(RWG編集部)。

ワインは6銘柄各3インポータを比較。3銘柄はインポータをブラインド。残り3銘柄はインポータを開示して、その後ブラインドで実施。

点数は

5点:現地品質、4点:優良、3点:普通(日本市場で平均)、2点はやや悪い、1点は悪い。

コラムとしては、一部に点数の開きがあるがたまたまであり、何人かの参加者に聞いたところ

「正直どれも同じであった。ただ、ちょっとした何かを感じた時に点数を上げたり下げたりしたが、それがコンディションに直結しているかどうかを断じることは全くできない。店を付ける以上、差を付けたことは付けたが、やはりコンディションさは感じなかった」

という。誰もがだ。僭越ながら僕も全く同意見であり、もっと言えば差を感じなかった。(徳丸編集長)

といっている。

2点つっこみたいところがあります。

1.採点にブレ幅がある。
採点者によって、同じ銘柄で大きく差をつけていることもあります:

ヴォーヌロマネ13年 ジョルジュミュニュレ・ジブール

八田:1.5 (悪い)
ラック:5  (現地品質)
ラシーヌ:2 (やや悪い)

またこの1.5点(悪い)の八田のワインについて、別の採点者は4や5と評価しています。これが議論され、評価を見直していません。今回の結果は評価軸がバラバラの状態でただ多数決を取ったに過ぎません。

そのため徳丸編集長がまとめているように、「コンディションさは感じなかった」ということは断言できません。

また厳しいことをいうと、テスターはこのワインを現地で飲んできたのでしょうか?
そうではないと思います。現地だとこんな味!というイメージで評価しており、現地の味を知る人(例えばドメーヌの人を招いて)のみでテストしないと、本当に現地の品質か分からないと思います。この採点基準において資格不十分なテスターが混入したことで、結果に意味をなさなくなっています。

2.5(現地品質)はほとんど出ていない。

最後の採点者はほとんど5にしていますが、それ以外の採点者は、4~2の間で点数をつけています。多分この5にしている人ははなっから点数をつけることを放棄して、すべて現地品質と決めてかかっており、採点をしていません。(もしくは、ほかの人との採点基準の認識合わせがされていません。)

 

 結局、すべてのテスターが、国内のワインは現地品質ではないと認識しているという結果でした。このことは、大きな問題です。これは本当なのでしょうか?これが本当なら衝撃的です。

 

すみません。リアルワインガイドを褒めるつもりでしたが、結局貶してしまいました。

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