ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

les sentiers

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2011 Chambolle-Musigy 1er cru Les Sentiers
Domaine B.Serveau et Fils

 

誰しもが心に残るワインがあると思うのですが、自分はトルショーの(当たりの)サンティエはシャンボールの中の指標です。サンティエの生産者はRグロフィエ、ドメーヌアルロ―、ミッシェルマニャン、ダヴィッド・デュヴァンなどがあがります。

今のグロフィエは知らないのですが、2000年代前半の、2009年頃までのグロフィエはいけてない、センスのないワインを生産する人で、グロフィエのサンティエのイメージは泥臭いイメージがあります。一方トルショーは全く違い、繊細でチャーミングで硬質な味わいです。グロフィエが悪いのか、グロフィエのサンティエの土地が悪いのかはわかりませんが、自分はあれがサンティエとは思いたくない人です。

ということで、ベルナールセルヴォーを飲んでみたところ、味わいと香りが薄くやや洗練されない田舎臭い香りがしているものの、飲んだ後の余韻の石灰質な香りの戻り方が、トルショーのサンティエの石灰質なキャラクタと似ており、Goodです。果実味がないのもスキです。

サンティエの良さがわかり、良かったです。次はレザムルーズの上のシャビオを試してみたいですが、他のワインの優先順位があるので、当分先になりそうです。