タイトル検討中 

   繊細なジュヴレか、82グランドリュ、もう一回飲ませて!

ワインの好みについて3

ここ数年でブルゴーニュが特に変わったのは(2010年頃から顕著に)、
タンニンの在り様と思います。それ以前は、タンニンが強く抽出され、
例えば、ロベールシヴィニョン、アンリグージュなどは、タンニンがシルキーに
なっており、昔の「ザ・ニュイサンジョルジュ」ではなくなっています。
またロベールシルグなども先代と比べて、葡萄のタンニンがこなれてきています。(が、あの作り方はジャイエ流の直系で、樽のタンニンを使いすぎており、邪道です。またトップキュベとそれ以外が全く違う造りで、評論家の高い評価をうけるグランエシェゾーとそれ以外が全く違うのは、グランエシェゾーが行き渡らない消費者には詐欺といえます。それをビジネスと割り切ってやっているシルグとなります。)

また、白ワインに目を向けても、90年代のムルソーのように、ガンガンにタンニンを利かす生産者も見られなくなってきています。

 

以前(10年くらい前でしょうか)は樽がきいていることイコール高級ワインという図式があり、猫も杓子も樽を利かせていました。それがいま、控えめになってきており、ブルゴーニュでも新樽を使わないことを売りにする人もちらほらといるような気がします。(あれ、いなかったかな。)

なので、時代の嗜好と自分の嗜好はあっている状況にあります。
しかし、ポンソや一部のシャンパーニュを飲むと、やっぱり、新樽は要らないな・・・と思うのです。

 

赤で美味しい産地というのは、タンニンが土壌の泥の成分と結びついてえぐくならない産地である、と最近思うのです。ブルゴーニュであれば、ニュイサンジョルジュのプルミエクリュ、ヴォーヌロマネ(リッシュブール、フラジェエシェゾー除く)、シャンボール、クロドラロッシュ、ジュヴレシャンベルタン(シャンベルタン側の丘)がそれに該当すると思います。シャンパーニュで美味しいピノノワールができる土地は自分は知りません。ぜひ巡り合いたいです。