ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

雑記

■ワインセミナーの応募に遅れる・・・
焙煎に夢中になっていたら、21:00のミュジニーのワインセミナーの応募に遅れてしまいました。次は無い企画と思われるので、残念です。誠に残念です。妄想ティスティングしてみようかな。


■コーヒー<<ワイン ⇒コーヒー≦ワイン
以前までコーヒーはブルゴーニュのプルミエ程度までしか到達できないと思っていましたが、豆の品質、焙煎の改善、ドリップの向上でグランクリュグランクリュでも下の方のモレサンドニレベル)のリリース直後の品質まで出せるようになって来ました。
ここまでくると、ワインの優位性は感じなくなり、2000年代のヴィンテージでは特別なワインで無い限り、お金を払って飲みたいと思わない心境です。


■焙煎について
以前の
コーヒーの焙煎について2
で書いているように、豆のふくらみを重視して、十円はげの量を意識的に無視して焙煎しました。2回焙煎しましたところ、十円はげが15%くらいでました。(ガテマラのエルインヘルト農園のオークション豆とエルサルバドルのCOE11位の豆。前者は結構高く、後者はまあまあ。)
きっと採算を考えるとお店では出来ない焙煎なのだろうな・・・・と思いますが、10円はげだけを格落ちのセカンドとして売り出してはどうかと思いました。

いつも10円はげは捨てているのですが、ここまで増えると流石にもったいないので十円はげだけでガテマラ・エルインヘルト農園を淹れてみました。焙煎当日なので煙たい味がするかと思ったのですが、意外に許容範囲内でした。ガテマラ・エルインヘルト農園のよさが分かりました。きっと、ガスが抜けたら、モレのグランクリュに相当するレベルまで出ると思います。

今後、もっと出せるのでしょうか?
多分、もっと改善すれば、ヴォーヌのRSVまではいける気がします。

ワインや紅茶は完成形で提供され消費者が味わいに介入することは困難です。一方でコーヒーは未完成ゆえに工夫次第で品質があがります。ワインで言うなら、ブドウを収穫した後の工程から携わるようなものです。ただ、コーヒーのほうが深いといいたくもなるのでしょうが、自分は美味しいものを飲むことを目的としているため、その過程を行うのを目的としたいとは思いません。

そういうスタンスでみると、ワインの古酒のほうが味わいの世界は深く、どちらを重要視するかと問われるとワインの古酒と答えます。

しかし逆に言うとコーヒーもあとは熟成の点だけクリアすれば、最終的にはコーヒーのほうが完成度が上がると思います。