シャブリ
2009 シャブリ・レ・プリューズ ヴァンサン・ドーヴィサ
ドーヴィサのグランクリュは、リリース後に3,4年は貝のように閉じるものだが、11年のレクロが早飲みできたことにつられ、希少なプリューズをあけた。高貴さ、硬質感、緊張感のある酸を伴いつつ、常夏の明朗さと暖かさ、豊満さを感じる。余韻は通常あるようなすらっと伸びるようなものではなく、喉の奥で面的に熱くいつまでもとどまる。もう少しクールなほうがシャブリらしく、いいと思う。
ドーヴィサのプリューズは、ヴォーデジールに近い南向き急斜面で台地ではないことから、ヴォーデジールの西側に面し、ムートンヌの下と推察される。
シャブリ地図
vin-terre-net(Bienvenue sur vin-terre-net.comより)
The Grand Crus Of Chablis with its vineyards.png
ということは、斜面のむきと位置から、ドーヴィサのプリューズは、ムートンヌにグルーピングしてもいいと思われる。