ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

【直輸入】第2回新着ブルゴーニュ試飲会

平野弥さんにて新着ブルゴーニュ試飲会です。

 生産者:Francois Mikulski(フランソワ・ミクルスキー)

①2014年 Meursault Les Meix Chavaux(ムルソー レ・メ・シャヴォー)
②2014年 Meursault 1er Cru Charmes(ムルソー プルミエ・クリュ・シャルム)
③2014年 Meursault Goutte-d'Or 1er Cru(ムルソー・グット・ドール プルミエ・クリュ)
④2014年 Meursault Poruzots 1er Cru(ムルソー・ポリュゾ・プルミエ・クリュ)

 

全体を通じて樽香がまだなじんでいない。そして、青い香りがある。

①は酸がきわだちつつもオイリー。酸と青い香りが組み合わさり尖った個性を発揮する。一部の嗜好の方向けワイン。②を飲むと①は単純なワインであったことに気が付く。②には酸も単純ではない。単純でないが故に丸さを感じる。③は舌の上から上あごに向けて上昇し残された中心部には味が残らず常に外表部に味が残る。稀有なワイン。④赤ワインを飲んでいるかのような感じに陥る。重い質のワイン。

 

③は面白いと思うが、これは今限定の面白さではないか?こんなグットドールは飲んだことが無いです。ただ、これが先々も続くかというと、そうであれば面白いのですが、途中でペチャっとつぶれてしまいそうな気がするので、気難しいと思います。

①はインパクトがあっていいですが、複雑さに欠けるものはやはり価値がありません。②は現時点ではまだ見せていないものがありそうですが、想定内に収まりそうです。④はムルソーのダークなところを詰め込んだ印象でこれを好きという方は料理と合わせてのむことを主眼に置いているのではないかと思います。何かと合わせたらいいかもしれません。ただ、単体でみるとひねくれたワインなので、単体で楽しむ人であれば王道ではないです。

 

生産者: Lecheneaut(レシュノー)

2013年 Morey Saint Denis(モレ・サン・ドニ)
2012年 Nuits St Georges(ニュイ・サン・ジョルジュ)
2013年 Nuits St Georges(ニュイ・サン・ジョルジュ)
2013年 Nuits St Georges Aux Chouillets Vielle Vigne(ニュイ・サン・ジョルジュ オー・シュイエ ヴィエイユ・ヴィーニュ)

 

レシュノーのモレサンドニは、ポンソを思い出させ良かった。このワインが特筆すべきなのは、モレサンドニであれば、粘土の堆積土壌・平地で、どんくさくミネラルや酸が忘れてきたような個性になるのが通常であるのに対して、レシュノーは軽やかでチャーミングで酸があり極め付けアフターにタンニンがやや残ります。このタンニンがいいです。平野弥さんいわく、果梗のタンニンの特性とのことで、これは先々も残り熟成で消えないそうです。これは非常に素晴らしい。これが今日一番です。

 

生産者: Amiot Servelle(アミオ・セルベル)

2013年 Chambolle Musigny(シャンボール・ミュジニー)
2013年 Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes(シャンボール・ミュジニー・レ・シャルム)

2012年 Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes(シャンボール・ミュジニー・レ・シャルム)

 自分は(特に13年は)まだ評価できないワインだと思います。
もう少し、3年は待ちましょう。きっとよくなります。

 

なお、平野弥さんにRWGのインポータ比較企画について聞いてみました。そしたら、サーヴィス温度が低すぎで(そんな温度で飲んだことが無いため)、傷んでいると判断したそうです。またグラスもINAOのティスティンググラスで、彼が使っているグラスではないので評価できなかった。INAOのグラスは要素がバラバラにでるので総合的な評価には適していない。環境がよろしくないとのこと。

個人的にも、あの企画は、ティスターが現地の味を知らないことやティスティング後に議論をしていないこと、点数基準が不適切であることなどがあり、切り口はいいのですが、出口が良くない企画だったと思います。それに限らず、毎回そういう企画なので、残念な雑誌です。