カヴァ
これで2000円代とは安すぎ。
オリヴィエ・ルフレーヴ@池袋 生産者来日
NV ヴァランタン・ルフレーヴ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン
WEBサイトより
シャンパーニュ・ド・スーザが所有するアヴィーズ村の畑は、シャルドネの銘醸地、コート・デ・ブランの中でも、最も良質なテロワールと言われ、チョーク質の岩盤と古代より堆積した海洋の化石などを含む繊細な土壌が、ブドウに特有のミネラル感をもたらします。畑は3.8haと小さいものの、ビオディナミ農法で貴重な古樹を丁寧に栽培しています。
区画ごとに分けて収穫したブドウをブルゴーニュ産の樽で別々に発酵した後、リザーヴワインをごく少量加えて瓶詰めします。さらに約6ヶ月の時間をかけて瓶内熟成させることでミネラル感を残しつつも複雑味が備わった味わいに仕上げられています。
フレッシュな柑橘系の香りに、焼き立てのブリオッシュやヘーゼルナッツのようなニュアンスが見事に調和。クリーミーな泡、上品で繊細なタッチに魅了されます。 エクストラ・ブリュットですので糖分の添加量は6g/l以下。甘さを抑え、透明感のある果実味とシャープな酸を見事に活かしています。
この説明の通りであまり追加することはありません。
端的にいうなら、昔からよくあるスタイルで、よく言えばクラシックなメゾンタイプの味わいです。9000円らしいですが、4000~5000円程度の印象。
オリヴィエティストが入っているわけではないので、オリヴィエのファンやブルゴーニュ好きが買う理由が無いし、ドスーザが好きならそちらを飲めばいいので、企画倒れの印象があります。
2016 ブルゴーニュ・レ・セティーユ
これが今日イチ。
樽香が聞いてなく、ゆるゆるした味わい。
ピュリニーとムルソーの村から葡萄は取れているそうです。
ムルソーというよりピュリニーの印象のほうが強いです。
2015 シャサーニュ・モンラッシェ
樽香が目につきます。
1年前ほどからなのですが、樽香が目立つワインに価値を見出せず、シャルドネは特に目立つので、どんどん興味がなくなっています。それほど聞いているわけではないのですが、酒質や葡萄由来の香りが樽に負けていて、樽香が気になります。
2012 ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ピュセル
さらに樽香が気になります。
確認したところ、新樽率20%とのこと。
これで20%?。50%の印象を持ちました。
2015 ブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ
田舎臭い味わい。パス1。
2015 アロース・コルトン
↑に青いタンニンが加わり、パス2。
フランソワジェルべ
銀座屋さんにフランス語としてはジェルべが近いと教えていただいた。
2014 ヴォーヌロマネ オーレア フランソワジェルべ
07プティモンより力強く、タンニンがある。繊細とは現時点でいえない。また、香りより味わいが中心で、いい意味でのピンボケ感がない。単純で素朴。
あと7年したらいいかもしれない。
これがよければオーレアを追加したいと思ったものの、ピントはこなかった。残りを飲んで変わるかな。
括目せよ
男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よといいますが、ワインは3年会わざれば、というところが経験則であります。
まずポールペルノですが、2年前に飲んだ時より味わいに深みが出ているように感じました。特にクロドラガレンヌは鏡面的なテクスチャーが磨かれていたように感じました。バタールは、昨年末に花井屋の店長に『シュヴァリエ みたいなアルザスがあるよ。最近のアルザスはすごい』とすすめられて買った、花井屋の息子さんが勉強に行っている蔵のワインを思い出しました。蜜香や貴腐がうるさいワインで、ピュリニーじゃなくてもいいワインで響きませんでした。
メオですが、こちら抜栓から1月でダメな可能性大と言われたのですが、むしろ抜栓直後よりもふくよかさがでていて美味しいとのこと。15年なのですが、しぶといですね。多分、一度閉じたら二度と開かないかもしれません。
さて、メオですが全く印象が違いあんなに駄作だったメオが進化していました。店長曰く、『14年頃から変わり始めたかも。昔のタルタルした姿は消えた。オレゴンで作り始め吹っ切れた?』
昔はお値段との見合いがつかず、樽が目につき内容が薄く、良くも悪くも貴族的で地酒感がない仕上がりだったのを記憶しております。15年は素朴さがあり、自然体になっていました。人がいいというスタイルではなく好きなものを作った印象です。
コルトンペリエールは、コルトンというと野暮ったい印象がありますが、実に洗練されてかつグランクリュの力強さがあります。スマートなスタイルで無駄がないです。ただその反面、余韻が短く、すぐ去ってしまう印象でした。
ヴォーヌショーメは、垂直性は無いものの、複雑さが素晴らしいです。ちょうど異なる二点からの音によるハーモニーとでもいうのでしょうか。ヴォーヌロマネらしく、味わいの間に隙間があり、解釈の余地があるゆとりがいいです。そして甘くやや切なく、酸が低い。
最近、好きな村を聞かれたら、ヴォーヌ村とピュリニーと言いたくなってきました。田中さんからは面白くない!と言われそうですが、ビジネスと趣味の違いではないかと思うのです。
ビジネスとしては、未開のゾーンを開拓しマーケットを作らないとビジネスになりませんが、未開の地でも、美味しいものは高く、ヴォーヌが1万円で、未開のワインが7千円。でもマイナーで日本にはないみたいな感じで、であればそこの酒屋でヴォーヌ村の買います。という感じです。
ブルゴーニュ はマンネリとの闘いですが、このように今まで肩に力が入って上手くなかった生産者が、肩の力が抜け作りたいものを作り出せる変化に触れられる楽しみがあります。
熱意を感じます
ラマルシュは、ラックが正規インポーターなのですが、エクセラというインポーターもあつかっているようです。東北のワインショップからセールで購入したとき、エクセラものとラックものがきました。そのときには、11年のショームを6本購入し、一本がラック、5本がエクセラでした。
本当はエクセラから飲んでいき、最後にラックをと思っていましたが、間違えて二番目にラックを開けてしまいました。
エクセラの印象は、硬くゴツゴツした印象で時間が経つと開いてきましたが、ラックは最初から開き、華麗なワインでした。
平野弥さん曰く、熱がはいると風味が飛び、硬く感じるとのことで、エクセラは典型でした。
今日のエクセラは10年のショームで、これがエクセラは最後です。やはり、ゴツゴツした味わいです。残念なインポーターです。
なお、となりの写真のワインは、95ピュセルなのですが、さすが海外酒販。熱が入っています。
熱意を感じます
ラマルシュは、ラックが正規インポーターなのですが、エクセラというインポーターもあつかっているようです。東北のワインショップからセールで購入したとき、エクセラものとラックものがきました。そのときには、11年のショームを6本購入し、一本がラック、5本がエクセラでした。
本当はエクセラから飲んでいき、最後にラックをと思っていましたが、間違えて二番目にラックを開けてしまいました。
エクセラの印象は、硬くゴツゴツした印象で時間が経つと開いてきましたが、ラックは最初から開き、華麗なワインでした。
平野弥さん曰く、熱がはいると風味が飛び、硬く感じるとのことで、エクセラは典型でした。
今日のエクセラは10年のショームで、これがエクセラは最後です。やはり、ゴツゴツした味わいです。残念なインポーターです。
なお、となりの写真のワインは、95ピュセルなのですが、さすが海外酒販。熱が入っています。
表参道会
1990ドメーヌドラルロ ニュイサンジョルジュ クロドフォレサンジョルジョ
2007 ドメーヌルロワ ニュイサンジョルジュ1er レボード
1980 ラマルシェ マルコンソール
1998 ミニュレ・ジブール エシェゾー
1982 トマモワラール エシェゾー
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簡単に。
モワラールは農薬の味。硬く収縮して不自由な味。ラマルシェは自由なふわふわした味であるものの以外に酸がしっかりしている。昔のラマルシュの評価が低い理由が分からない。マルコンソールはあまり好きではないが、ラマルシュはうまい。ミニュレは想像は抽出が強いイメージであったが、見事裏切られ、本日もっとも繊細な造り。近年のワインといわれても賛同してしまう。98からこんな作りだったのかと今日一番驚きました。素晴らしい。ルロワは、まだ硬く閉じこもっており、自分で開けるならあと5年以降にしたい。内容が充実しており、スケールが大きく異次元であることを再確認。他のワインとは比べ物にならない。
何を基準にするかで一番が変わる、
①偉大さ・複雑さ・奥行ならルロワ。直線的で、実体的な評価軸。
②繊細さなら、ミニュレジブール。折り目の綺麗さ、整理整頓された箱庭。
③不定形なら、ラマルシュ。焦点が定まらない、にじみ絵の世界。
そのどれもがブルゴーニュらしく、それぞれが相反する世界観であった。