ドメーヌローラン、セラファン
2007 ムルソー・1erポリュゾ ドメーヌローラン
(ドミニクローランのドメーヌもの)
1985 ジュヴレシャンベルタン セラファン
ローランのワインはいいワインなのですが、平凡の範囲にとどまり、セラファンは前回飲んだ1990のVVと比べるとはるかに平凡。
これらを飲んでいて、どうしてもムルソーやジュヴレの枝葉を確認しているような感じをうけ、別に取り上げる必要性も感じなくなります。
そういった意味で、ブルゴーニュをその一本で代表するロマネコンティやミュジニーは語る意味があると改めて思います。
生産者の違い、些細な畑の性質の違い、年の違いなど枝葉についてはそれほど面白いテーマではないように思います。とはいえ、その些細な違いから規則性が導かれるのであれば、本質につながる可能性を秘めているわけで、それは断然面白いことになります。