ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

複雑

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2008 シャンボールミュジニー アミオセルベル

 

アミオの村名格は、Les Ammoureuesesの南にあるles Bas Doixである。なおアミオのLes Ammoureuesesはその斜面上部に位置する。香りは華やかで集中力があり骨格がしっかりしている。アンピトワイヤーブルNo.3を使うと樽の焦げたにおいが気になる。ニュイサンジョルジュ※くらいが、樽香を逃しつつ、香りを保持しちょうどいい。

 

※グラス名。下記の形状で、若いワインのティスティングに用いられる。グラスの口径は3つあり、このグラスはもっとも口径が狭いタイプのもの。

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このワイン、優れてはいるものの、抜けの良さがやや良くなく、ちょっと黒い。少々青臭い。一見さわやかそうであるが、中央部に渦巻いたエネルギーがあり現状はゴチャっとしている。それは熟成とともに磨きがかかるかもしれないし、かからないかもしれない。個人的にはあまり期待できないように思う。他のヴィンテージが気になる。