ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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パカレ ニュイ・サン・ジョルジュ 

2011 ニュイ・サン・ジョルジュ フィリップ・パカレ
インポータ:テラベール、購入元:イージーワイン

1日目はタンニンが目に見え、2日目に溶け込むようにしてテクスチャが磨かれて全快に開くのはいつもの通り。ACブルゴーニュに対して味わいの厚さ、複雑さを増し、充実感がある。香りはやや盛った感じ。香りは重く、高く上がらない。

ニュイ・サン・ジョルジュの北部と南部の村名格の畑をブレンドしている。
特別なものを感じなく、やや平凡な個性。突出したものもなく、欠落したものもない。その一方で、テクスチャは美しくベルベットのように滑らかで、ふかふかした布団のようである。若いDRCのようである。

よいが、なにか・・・が足りない。その何かがなく、面白くない。やっぱり1級かな、と思う。

 

ところでテラベールさん、ですが、野村ユニソンと大きく差はないように感じます。ただ、フィネスのアンリ・グージュなどと比べ、どちらも突き抜けるような透明感がややない。