未更新
2004 ブルゴーニュ(ブラン) ブノワ・アント
ヌーベルセレクション、やなせ
1日目は樽香と樽のタンニンに覆われ、強い酸が目立ち沈黙。
2日目は昔のラフォン張りのブリュレを展開。
「良い」とは思うが、その「良い」は、90年代のテンプレート上での「良い」である。
自分が求めるのは、昔を振り返ることではなく、先に進むこと、概念の更新で良いと感じない。
なお、酸がこれほど強固で、中身に伴わず、樽をバンバンに利かせるというのも理解しがたい。この生産者の歴史が浅いが故に伴う判断のように思う。化粧ばかり厚いというのもげんなりしてしまう。