ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

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藤が丘会

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▪️シャルルエドシック シャンパーニュ ブリュット
甘く。バランスは良いが、それが故に無難になっています。
▪️ジルブートン サントーバン ミュルジェ・デ・ダン・ド・シアン 2011
▪️ジルブートン サントーバン アンレミリー2011
価格を考えると良いです。双方、直線的で奥深さが(まだ?)無いです。とはいえ、ダンドシアンの方が複雑さがあり興味を惹かれます。
▪️ルソー ジュヴレ・シャンベルタン 2010
ルソーは早摘み、ホトウのスペシャリストです。
そんなルソーの村名はリリース直後に飲む、ヌーボーで、単純でチャーミングなワインです。2010になるとその良さがなく、古酒でもなく半端な時期です。

質だけ見れば、3000-5000円が適正価格ですが、チャーミングな個性にプラスいくら出せるか!となります。自分は希望1万円、1.5万円なら止む無く、2万円ならいりません。

あと5年から10年したら、枯れてチャーミングさに熟成が噛み合い、楽しいワインになりそうです。ルソーの評価はグランクリュシステムの上になく、ルソー味が好きかどうかという代物で、ある種、テロワールを冒頭しているとも思います。ドルーアンのベーズよりルソーが高いというのは、それを顕著に示しています。

▪️フーリエ ジュヴレ・シャンベルタン2010
カリフォルニア?
中心がなく、贅肉のみです。
ワザワザ、ジュヴレじゃなくてもよく、この人はジュヴレを嫌いなので、カリフォルニアスタイルにしたのでしょう。であれば、作らなきゃいいのに。と思います。

▪️ドルーアンラローズ シャンベルタン クロドベーズ2010
繊細で内向的です。ブルゴーニュ好きとしてはこのワインを推したいのですが、まだ飲み頃でなく、しかし、この先良くなるかも見えず、なんとも勧められません。
内省するためのワインで、美味しいという味わいを楽しむことが邪道かのように訴えてきます。
そうワインに問われると、楽しむための美食は堕落であることを知らしめ、食事自体を否定したい気持ちになります。

▪️1989クロドベーズ
ミンティーなフレーバー、ザラつくテクスチャー、キビのない味わい、躍動感がなく静的。死んだワイン。
昔は農薬を多く使われていました。この頃のテクニックは、現代のワインに親しむと違和感があります。